2014年まで恐らく山梨県の全鉄道オタクが好きだったであろう車両が中央本線で走っていました。

それが、115系横須賀色通称「山スカ」です。

「山スカ」とは山を走る横須賀色と思われますが、国鉄からの伝統色である横須賀色をまとった115系が、中央本線では伝統的に走っていました。

民営化以降は地域色の登場などで数を減らし、最後まで残っていたのは豊田車両センターに所属していた115系300番台M編成でした。

ここでは115系300番台山スカが走っていた頃の中央本線を紹介します。

▲善光寺駅の桜と絡めて撮影。<酒折ー甲府・2014-04-08>

▲桜の名所、勝沼ぶどう郷付近で撮影。これが最後の春でした。<勝沼ぶどう郷ー塩山・2014-04-08>

▲115系M編成は3両編成のため、日中は単独で運用に就くこともありました。

<勝沼ぶどう郷ー塩山・2014-04-08>

▲ラッシュ時は3+3の6両編成で運行されることが多かったです。<春日居町・2014-08-02>

▲甲府常駐機であったEF64-39号機との並び。色がよく似ていますが、もうどちらも存在しません。

<酒折ー甲府・2014-09-27>

▲秋に咲くコスモスと一緒に。<石和温泉ー酒折・2014-09-27>

▲ぶどう棚の上を走っているように見える115系山スカ。<石和温泉ー酒折・2014-10-11>

▲中央本線で活躍していた2色の115系。2013年まで高尾以西の中央本線の普通列車には115系しか使われていませんでした。<石和温泉・2014-10-12>

▲朝日を浴びる115系山スカ。<石和温泉ー酒折・2014-11-15>

▲定期運転最後の日。526M小淵沢発高尾行きだったはずです。

これで東京に行ったのもいい思い出です。

この時運転手さんのご厚意で「急行」幕を出してもらいましたが、ここでは非公開とします。

<甲府・2014-12-06>

▲南アルプスをバックに走る山スカ。これを最後に定期運用から離脱しました。

<石和温泉ー酒折・2014-12-06>

▲115系M編成の引退を記念して運行された団体列車「ありがとう八トタ115系の旅号」。

これをもって豊田車両センター所属の115系M編成は完全に引退しました。

<酒折ー甲府・2015-01-18>