下吉田駅

山梨県富士吉田市にある駅です。

かつては貨物の取り扱いが行われていた駅で、広い敷地を擁しています。

駅周辺はかつて生糸の生産が盛んで、その流通にも当駅は一役買っていたようです。

現在でも富士急行線有数の主要駅で、全列車が停車します。

 

乗り入れ路線

・富士山麓電気鉄道富士急行線

 

駅舎。大きな吹き抜けが特徴的な駅舎です。

駅舎自体は昔からありましたが、2009年に水戸岡鋭治氏監修のもとリニューアルが行われました。

駅舎内。出入り口には暖簾が掲げられています。

駅舎の中ではカフェが営業しています。

改札口。自動券売機は設置されていません。

ホームは1面2線。

ホーム上には大きな待合室があり、こちらもリニューアルされています。

駅構内には多くの側線が敷かれています。

側線を活かして下吉田駅では車両の生態保存が行われています。

貨物列車を運行していた時代に使われていた貨車が保存されています。

富士急行線とはあまり関係ありませんが、寝台特急「富士」で使用されていたスネハフ14形が保存されています。

この保存施設は「下吉田ブルートレインテラス」と呼ばれており、最近では165系のカットモデル、富士急5000形、2000形が保存されています。

下吉田駅の名物、構内踏切の歩行者信号機みたいな警報機。

本物の歩行者信号機を流用したのかはよくわかりませんが、他の駅ではまず見られません。

電鈴式と呼ばれる昔ながらの仕組みで警報音が鳴るため、非常に特徴的な音がします。

 

訪問日:2011/06/19