佐久平駅
長野県佐久市にある駅です。
北陸新幹線の開業と共に新設開業した駅で、小海線との乗換駅です。
駅名を巡っては佐久市と小諸市で大揉めしたようですが、最終的に佐久地方全体を表す言葉である「佐久平」に落ち着きました。
開業時は何もなかった駅周辺ですが、現在はマンション、ビジネスホテル、大型商業施設が建ち並ぶ佐久地方の経済の中心地となっています。
新幹線開業によりここまで開発が進んだ例も珍しいですが、一方で本来の佐久地方の中心都市であった小諸市の地位が大きく低下しました。
乗り入れ路線
・北陸新幹線
・小海線
蓼科口。三角屋根は周囲の山を表し、白い壁は旧中込学校をイメージしているようです。
蓼科口駅前。駅の近くには国道141号線が通っていますが、国道沿いには大型商業施設が建ち並んでいます。
浅間口。駅周辺にはマンションが建ち並んでいます。
自由通路。
切符売り場。カウンター式のみどりの窓口が営業しています。
改札口。
新幹線ホームは2面2線。
通過線はありません。
小海線乗り場入り口。
元々小海線にホームが作られる予定はありませんでしたが、地元自治体の負担で設置されました。
小海線乗り場までは長い通路を歩きます。
待合スペース。通路を自動ドアで仕切ってベンチが設置されています。
小海線の佐久平駅は無人駅です。
小海線ホームは1面1線。高架ホームになっています。
佐久平駅は在来線が高架を走り、新幹線が地上を走るという通常とは逆の立体交差が行われています。
周辺の地形的に新幹線は地上に作った方が合理的だったようです。
また、新幹線の高架を作るより、単線非電化の小海線を高架で持ち上げた方が遥かに安いという理由もあるでしょう。
訪問日:2017/08/21