国府津駅

神奈川県小田原市にある駅です。

開業当時の東海道本線は御殿場を経由するルートで建設されましたが、国府津から御殿場は急こう配が連続する区間のため、国府津は山越えの拠点となる機関区が置かれました。

当時は全ての優等列車が停車する主要駅でしたが、現在の東海道本線のルートが開業してからは機関車の付け替えをする必要も無くなったため、国府津駅の地位は低下しました。

現在も国府津車両センターが近くにあり運行上の拠点となっていますが、駅周辺の街は発展しておらず、東京から小田原間の東海道本線の駅では最も利用客が少ないです。

 

乗り入れ路線

・東海道本線

・御殿場線

 

駅舎。4階建てのコンクリート駅舎です。

J東日本の国府津運輸区、JR東海の沼津運輸区の詰所と一体になった巨大な駅舎です。

一般の人が立ち入いれる駅舎として使用されているのは一階のわずかな区画です。

駅舎内。見た目の割に旅客スペースは狭いです。

キオスクは駅舎の外で営業しています。

改札口。利用客はあまり多くないため、自動改札機の台数は控えめです。

ホームは3面5線。

御殿場線は真ん中の3番線ホームを使用します。

御殿場線が元々東海道本線として開業した名残でしょう。

ホームを連絡する跨線橋。

ホームを連絡する地下道。

地下道はかなり天井が低いです。

国府津駅は北側に山、南側は海に挟まれた余裕のない場所に設置されています。

この土地の狭さが国府津駅周辺が発展しなかった要因かもしれません。

 

訪問日:2013/07/07