四日市駅

三重県四日市市の代表駅です。

四日市市は三重県最多の人口を誇る都市で、中京工業地帯を代表する工業都市です。

一時期は四日市ぜんそくで悪名を轟かせましたが、近年の大気状態はかなり改善されています。

四日市駅は市の中心部から2kmほど離れた臨海地域にあり、30万都市の代表駅という雰囲気は全く感じられません。

実質的な市の代表駅は近鉄四日市駅となっています。

一方、四日市駅には四日市港や塩浜駅などから貨物線・専用線が合流しており、多くの貨物取扱が行われています。

旅客輸送より貨物輸送がメインのような駅となっています。

 

乗り入れ路線

・関西本線

・伊勢鉄道伊勢線

 

駅舎。2階建ての大きな駅舎ですが、1階の一部以外ほぼ使われておらず、半ば廃墟と化しています。

駅前。市の中心部から離れており、賑わいは全く感じられません。

駅前の中央通りを20分ほど歩くと近鉄四日市駅があります。

駅舎内。2階部分は昔食堂が営業していたようですが、階段ごと閉鎖されています。

昔はキオスクが営業していました。

切符売り場。現在は指定券券売機が設置されています。

昔はJR東海ツアーズが入居していました。

改札口。簡易型の自動改札機が設置されています。

やはり利用客は少ないようです。

ホームは1面3線。跨線橋で結ばれています。

亀山方面の切り欠きホームから伊勢鉄道の普通列車が発着しています。

駅の東側には貨物を扱うための広大な敷地が広がっています。

これを見るとJR四日市駅と近鉄四日市駅の役割は全く違うように思えます。

四日市駅に停車するDD51形ディーゼル機関車。

現在はもう引退しています。