糸崎駅

広島県三原市にある駅です。

開業当時は「三原」を名乗っており、一時期は山陽鉄道(山陽本線の前身)の終着駅でした。

1970年代まで中国地方最大規模の機関区であった糸崎機関区があり、全ての列車が停車する主要駅でした。

電化によって機関区が廃止されると通過列車が多くなり、その地位は低下しましたが現在でも折り返し列車が多く設定されています。

街の規模は隣の尾道、三原に比べると遥かに小さく、乗り換え以外で立ち寄る人はあまりいません。

 

乗り入れ路線

・山陽本線

 

駅舎。かつての繁栄を偲ばせる大きな木造駅舎です。

事務所部分が2階建てとなっています。

民営化後も駅名板が更新されておらず、古めかしいフォントがなんともエモいです。

駅舎内。しまなみ信用金庫のATMが設置されています。

駅舎の外にも広島銀行のATMがあります。駅の周辺に何もないくせにATMだけはやたら充実しています。

切符売り場。

現在も駅員が配置されていますが、旅客営業は行っていません。

改札口。簡易型の自動改札機が1台だけ設置されています。

利用客の少なさを物語っています。

ホームは2面4線。

昔はホーム上で駅そばが営業していたようです。

機関区が置かれていた名残で広大な敷地を有しています。

現在は留置線として利用されており、当駅始発の列車が多いのもこの留置線があるためと思われます。