日野春駅

山梨県北杜市にある駅です。

七里岩の急こう配の途上にある駅で、電化前は給水を行う重要な拠点駅でした。

駅周辺は国蝶であるオオムラサキの生息地として知られています。

駅舎。開業当時からのものと思われる木造駅舎です。

昔の中央本線の駅はだいたいこんな感じでしたが、現在県内の中央本線の駅では最後の木造駅舎です。

2023年現在建て替えの話は出ていませんが、そう長くない感じがします。

切符売り場。窓口は封鎖されています。

駅舎内。冷暖房が完備されておりなかなか快適です。

ホームは2面3線。駅舎の反対側に棒線ホームがあるため、ホームへ移動する際は必ず跨線橋を渡る必要があります。

駅構内には給水塔が残っています。

昔はこの空き地にも線路が敷かれていたらしく、運行上の重要な拠点だったことが偲ばれます。