米子駅
鳥取県米子市の代表駅です。
米子市は鳥取県第2の都市で人口は約14.5万人です。
県内の西部に位置し、県庁所在地である鳥取市とは全く別の都市圏を有しています。
また、島根県に隣接しており松江市や出雲市などと共に大規模な都市圏を築いています。
米子駅は東は鳥取市、西は松江・出雲市、北は山陰一の港である境港、南は岡山に列車が発着する山陰一のターミナル駅です。
山陰のJR路線を管理するJR西日本米子支社が置かれていることからも、山陰の鉄道の中心駅であることが伺えます。
乗り入れ路線
・山陰本線
・境線
北口。2023年に自由通路を併設した橋上駅舎に建て替えられました。
「がいなロード」という愛称が付いています。
旧駅舎はJR西日本米子支社の社屋を併設した駅舎で、新駅舎の左右に旧駅舎の一部が残っています。
現在新しい社屋が建設されているため、いずれ解体される運命にあると思います。
北口駅前。鳥取や松江には及びませんが、それなりに大きい市街地が形成されています。
駅前には「だんだん広場」と呼ばれる広場があり、山陰鉄道発祥の地を記念するモニュメントが設置されています。
南口。橋上化により新設されました。
南口駅前。広い駐車場とマンションがあります。
がいなロード内部。広い構内を横切るため非常に長いです。
切符売り場。みどりの窓口は割と簡素な造りです。
改札口。Icocaのエリアに含まれた2016年に自動改札機が設置されました。
県庁所在地である鳥取市に先駆け県内唯一の自動改札機設置駅となりました。
ホームは3面6線。
山陰地方屈指の広大な構内を擁しています。
鳥取、松江、出雲市が高架化された中、米子駅は昔ながらのターミナル駅の雰囲気を今に伝えています。
駅構内。米子運転所、米子車掌区などが置かれており、山陰地方の鉄道の中心地であることがよくわかります。
橋上化後も古い跨線橋が残っています。
「旅のドラマは米子から」というキャッチコピーが旅情を掻き立てます。
境線は0番線から発着していますが、米子駅では「霊番のりば」と呼ばれています。
境港が水木しげる氏の出身地であるため、ホームはゲゲゲの鬼太郎一色となっています。