大月駅

山梨県大月市の代表駅です。

大月市は山梨県の東部にある都市で、日本三大奇橋の一つ「猿橋」があることで知られています。

大月駅は東京への通勤通学利用客が多く、県内で3番目の利用客数を誇ります。

また、富士北麓地域へ向かう富士急行線が分岐しており、富士山観光の玄関口となっています。

 

乗り入れ路線

・中央本線

・富士山麓電気鉄道富士急行線

 

駅舎。1928年に建設されたログハウス風の木造駅舎です。

ログハウス風の駅舎は全国的にも貴重で一時期は橋上化により取り壊される予定でしたが、大月市の財政的事情により橋上化は撤回されました。

入り口部分の屋根にある風見鶏は開業当時設置されたのち撤去されましたが、最近設置し直したようです。

駅前。中心部の近くにあり駅周辺は市街地になっています。

大月駅の再整備計画は駅前の整備に留まりました。

駅前整備前の様子。入り口の駅名板が変更されています。

切符売り場。みどりの窓口は2023年現在営業中です。

改札口と待合室。待合室は改札内から利用可能です。

キオスク、駅そばも営業しており商業設備は充実しています。

ホームは2面3線。大月駅には朝夕を中心に中央線快速の列車が乗り入れています。

下り列車の寝過ごしには注意が必要です。

こちらは富士急行線の大月駅入り口。

富士山の世界遺産登録に合わせて改装されており、富士山駅同様鳥居が設置されました。

こちらは改装前の富士急行線大月駅。

トタン屋根のかなり簡素なものでした。

改札口。券売機が1台とICカード用の自動改札機が設置されています。

中本線との乗り換え改札口。

大半の利用客が中央本線との乗り換え客のため、券売機が3台と自動改札機が設置されています。

明らかに外からの改札口より設備が充実しています。

こちらは改装前の乗り換え改札口。

改装工事中だったため仮駅舎で営業していました。

当時から乗り換え改札口の方が規模が大きかったです。

ホームは1面2線。木製の上屋と空調を完備した待合室が設置されています。

ホームのアスファルトも綺麗に舗装し直されました。

こちらは改装前のホームの様子。

当時はホーム上に2階建ての駅舎がありました。

当時のホームは一部にしか屋根が無いうえ、点字ブロックさえ敷かれておらず、非常にお粗末なものでした。