信濃大町駅

長野県大町市の代表駅です。

大町市は長野県の北西部にある市で、北安曇地域の中心都市となっています。

北アルプスの麓にあり、仁科三湖や多くのスキー場を抱える観光都市です。

また、立山黒部アルペンルートの長野側の玄関口としても有名です。

信濃大町駅は大糸線屈指の主要駅で、大半の列車が当駅で折り返します。

松本都市圏の北端にあたり、当駅から北は列車本数、利用客が一気に減少します。

大糸線は南小谷から糸魚川の区間の存廃問題に取り沙汰されていますが、信濃大町から南小谷の区間もなかなか厳しい状況で、存廃問題に発展してもおかしくない状態です。

 

大糸線の「大」は信濃大町が由来です。

元々松本から信濃大町までは「信濃鉄道」という民間鉄道企業によって敷設されており、信濃大町から糸魚川を国鉄が敷設したため、信濃町と魚川で大糸線と名づけられました。

その後、信濃鉄道が敷設した区間は国有化され、現在の大糸線になりました。

 

乗り入れ路線

・大糸線

 

駅舎。主要駅らしい大きな木造駅舎です。

2010年に立山黒部アルペンルートの玄関口をアピールするため、山小屋風に改装されていました。

昔は向かって左側が一部2階建てでしたが、その部分は撤去されています。

駅前。立山黒部アルペンルートの玄関口である扇沢を始め、多くのバスが発着しています。

待合室。駅そばも営業しています。

切符売り場。大糸線一の主要駅ですが、みどりの窓口は廃止されています。

改札口。自動改札機が設置されています。

ホームは2面3線。2番線は留置線のため乗り場はありません。