箱根湯本駅

神奈川県足柄下郡箱根町の代表駅です。

箱根町は元々東海道の宿場町として発展し、関所も置かれた非常に重要な場所でした。

また、箱根の山は東海道屈指の難所として知られており、「箱根八里」という唄でも歌われています。

近代に入ると西武・小田急・東急といった鉄道会社が「箱根山戦争」とも呼ばれる大規模な観光地開発競争を行った結果、関東随一の観光地として発展しました。

箱根湯本駅は箱根観光の玄関口となっており、ロマンスカーも当駅まで乗り入れています。

箱根登山鉄道は当駅より小田原方面が標準軌、強羅方面が狭軌となっているため、運行系統が分断されています。

箱根登山鉄道が登山鉄道らしくなるのは当駅から強羅方面です。

 

乗り入れ路線

・箱根登山鉄道

 

2009年に現在の橋上駅舎が完成しました。

駅周辺は観光地の駅らしく、お土産屋、飲食店が多く建ち並んでいます。

箱根登山鉄道は駅を出ると直ぐに超急こう配を登ります。

切符売り場。鉄道の切符のほかバス案内所や宿泊予約の窓口もあり、箱根観光の拠点となっています。

改札口。箱根登山鉄道の中間駅では唯一の自動改札機設置駅です。

ホームは2面4線。2番線と3番線は向かい合っています。

強羅方面へ向かう列車。

1番線は主にロマンスカーが発着します。