新白河駅
福島県西白河郡西郷村の代表駅です。
西郷村は隣接する白河市のベッドタウンとして発展した村で、人口は約2万人と村としては4番目に人口が多いです。
その西郷村の発展に大きく寄与したのが、現在日本で唯一村にある新幹線停車駅である新白河駅です。また、村内には大型インターチェンジ、商業施設、場外馬券場、工場があり財政的にはかなり豊かなようです。
元々は信号所として開業し、その後磐城西郷駅として駅に昇格しました。そして、1982年東北新幹線開業により新白河駅として開業しました。
東京まで約90分で行くことができるため、首都圏への通勤通学需要もあります。
乗り入れ路線
・東北本線
・東北新幹線
東口。新幹線停車駅なので当然ですが、村にある駅とは思えない立派な駅舎です。
東口駅前。マンション、レンタカー屋、ホテルが建つ典型的な田舎の新幹線駅前です。
すぐ近くに白河市との境があります。
西口。西郷村の玄関口となっています。
西口駅前。こちら側には民家が建ち並んでいます。
コンコース。お土産屋やキオスク、立ち食いそば屋があり充実しています。
切符売り場。カウンター式の立派な窓口があります。
在来線改札口。在来線はICカード等は使用できないため非常にシンプルです。
新幹線改札口。自動改札機の数的に利用客はそれなりにいるようです。
ホームは2面4線。この内6,7番線は同一ホームとなっており、真っ直ぐ進むだけで乗り換えができる構造になっています。
現在、新白河を越える在来線列車は1本もなく必ず乗り換えが必要になります。
昔は黒磯駅の構内を直流・交流に切り替えることにより交流電車が乗り入れることができましたが、黒磯駅構内が直流電化されたため、交流電車は乗り入れ不可となりました。
現在は交直流電車E531系が新白河から黒磯の運用を担当しています。
ある意味現代版白河の関と言えます。