つたないブログにご訪問頂き

真にありがとうございます。

 

前に

「まばたきの不思議」

というタイトルで

記事を書いたのですが

その続編です。

 

その記事のおさらいですが

人の「まばたき」は
1回に約0.3秒

1分間で平均20回

(1分間で約6秒間目をつむっている)

 

人が起きている時間を
16時間(960分)とすると

人が起きている間に目をつむる時間は
1日当り約96分

(960分×6秒÷60分)

 

つまり、1日の起きている時間の

約10%は暗闇の中にある

ということだそうです。

 

そして、眼球の表面を潤すためだけ

ならば、1分間に3回程度の

「まばたき」で十分だそうです。

 

そして、ある実験として

複数の被験者に同じ映画を見せて

どのタイミングで「まばたき」を

するか実験をしたところ

みな、同じタイミングで

まばたきをしていたことが

わかったそうです。

 

すなわち

ヒトは無意識のうちに

環境の中から

情報のまとまりを見つけ

その切れ目で

「まばたき」をしている・・

そうです。

 

そして、

「まばたき」の役割とは

観ているものから

一旦、注意を解除することによって

情報のまとまりをつくること

ではないだろうか・・・

とのことです。

 

とても興味深いですね。

ここまでは、

以前書いた記事の復習です。

 

 

ところで、

最近、

「弛緩する」

「手放す」

という体感覚を呼吸と併せて

日常生活のいたるところで

ちりばめながら

実践しているのですが、

その際に

この「まばたき」も

ときどき併用しております。

 

「弛緩」

「手放し」

の体感覚を

呼吸と共に

いま  ここ

で感じる練習を

繰り返し

繰り返し

……反応的 ネガティブ しそうに

なったときに

やり続けます。


実は このときに

「まばたき」

を併用しております。

 

 〜〜〜

少し脇道にそれますが


ヒトの意識は

連続しているようで

実は

毎瞬 毎瞬

パラパラマンガのようなもので

連続しているように思っていても

実際には  不連続であり

この世界(意識上の)は

毎瞬 毎瞬の選択

(反応的・習慣的な選択も含む)

により 

次の瞬間 創り直しが行われている

のだそうです。

 

毎瞬 毎瞬が

パラパラマンガ

みたいなものですね。

ひとつのページに

留まらずパラパラめくって

次へ 次へと 進んでいきます。

あたかも「連続した流れ」

の如く……


早すぎて

認識できないですね。

でも

「まばたき」も似ていて

0.3秒目をつむり

暗闇の中に入り

次の瞬間 目が開くと

続きが始まる……


ならば、

ネガティブな感情や

ネガティブな思考も

「手放す」意識と同時に

「まばたき」をして

次のページへ進む……


次のページに進んだら

前のページのことは

過ぎ去った  

「ちょっと前のこと」……


この感覚が

ほのかにおもしろいのです。


少し 続けてみたいと思います。