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最近のマイブームは
「ムスビ」です。
神道的には「ムスヒ(産霊)」
いうそうですが、その働きは
産土力(うぶすなりき)とも
いえるでしょう。

「産む」というのは
「作る」ではなく
無いものが産まれ出る(いずる)
ということ。
男女の愛の結晶たる子供は
母胎の中で作られるのではく
産まれいずる

木々の実や
草木の花も
元々無いものが
雄しべと雌しべの融合により
産まれいずる

 

「ムスビ」という自然の仕組みをは

人の世の中にも
古来から体現してきたのが

日本人なのではないでしょうか。

 

ムスビで思いつくのは
 

・おむすび
・紐を結ぶ(結び目)
・契約を結ぶ
・縁結び(結婚)
・お祝い事で使われる水引(白と赤を結ぶ)

・男女が結ばれることで子供が産まれる

・ムスコ・ムスメ
 (息子は「ムスビヒコ」
  娘は「ムスビヒメ」の略称だそうです)
・人と人が結びつき町や村、国と成る

・水素と酸素が結び 水と成る

 

日常生活の至るところにムスビが在ります。

神社参拝も

・神と人のムスビの場

であると言えるでしょう。

 

神話でいう造化三神のうち二神の御名にも
高御産巣日神(たかみむすひのかみ)
神産巣日神(かみむすひのかみ)
と「ムスヒ」が含まれています。

ムスビの原理は
相反するものを結ぶことで
新たなものを産む
というものですが
このテーマはとても奥が深く
継続して考察を深めていきたいところです。