つたないブログにご訪問頂き、
 真にありがとうございます。
 
 私の学ぶ瞑想は、
 身体感覚を丁寧に感じることで
 妄想(過去の妄想や未来の空想)や
 ネガティブ感情から離れることを
 繰り返し繰り返し
 教えて下さっています。
 
 その体感の先に
 ○俯瞰して観る
 ○今ここの感覚
 といったステップが続いている
 のだと教えて頂いております。
 
 
 実は、私がこの
 「身体感覚を丁寧に感じることで、
  妄想(過去の妄想や未来の空想)や
  ネガティブ感情から離れる」
 という体感を得ることができるように
 なってきたきっかけは、
 コロナウィルスに感染して
 その後の体調不良と
 強いウツ状態に陥って
 どうしようもなくなったときに
 行った、あるリラックス方法でした。
 
 過去のブログでも何度か記載しましたが
 コロナ感染の後遺症といいますか
 食事がとれず、1週間で体重が
 7~8キロ落ち、意識ももうろうとして
 頭は思考停止状態で考えがまとまらない。
 生来の強い被害者意識や、
 仕事上の人間関係の悩みも重なり
 強いウツ状態が続いていました。
 
 
 コロナの待機期間が終わり、
 出社を再開するにも
 体力も気力も著しく落ちており、
 あるのは
 「行かなくちゃ」
 という強迫観念のみ。
 毎日、夜眠れず、
 夜中に目が覚めて
 
 過去のネガティブ感情のループと
 これから起きるだろう予期恐怖
 (未来の空想)で
 頭の中がいっぱいでした。
 とにかく、眠れないのです。
 
 ちょうど、出社再開後
 1週間ほどのときに
 伊藤允一さんの瞑想体験
 1日セミナーを受講したのですが
 その時に
 呼吸を行いながら
 身体感覚を丁寧に意識する
 ことで、
 感情や思考から離れることができる
 と学びました。
 
 そのことが頭の中にあったためだと
 思いますが、
 多分、無意識のうちに
 布団のうえで
 「うつ伏せに寝て
  胸のあたりに枕を置いて
  両手を体の脇に置き
  脱力する」
 という体勢をとっていました。
 顔は横に向け、息ができるようにして
 体の前面が布団(床)に接している
 その感覚を感じていました。
 
 その時だけは、
  感情や思考のループから離れ
  体全体がある種の
 「やすらぎ」を感じていました。
 極度な緊張から短時間ですが
 解放されたいっときでした。
(単なるリラックスなのだとは思いますが)
 
 これが、その後の瞑想を行う際の体感、
 「身体感覚を丁寧に意識することで、
  感情や思考から離れることができる」
 を持続して感じられるようになった
 大きなきっかけになったと
 今だから思えます。
 
 今でも、寝るときは
 うつ伏せ体勢で寝るようにしてます。
 また、朝、起きたときに
 ネガティブ感が強いときなども
 5分程度でもうつ伏せ体勢で横になると
 その時だけは
 「やすらぎ」感に満たされるので
 それがとてもありがたく感じています。