第20回 武蔵国分寺 薪能~幽玄の世界へのいざない~の抽選に当たったので参加した。


 日時  9月19日 17.40~

 場所  史跡武蔵国分寺跡特設会場

 演目と演者

    狂言

      鳴子 佐渡鷺流狂言研究会

    能

      井筒 佐渡能連盟

              

                


 感想  もっと幻想的な物と思っていたが・・・

参考

泉流狂言 『鳴子(なるこ)』(HD)

https://www.youtube.com/watch?v=-ZIFnrPUObI

田を荒らす群鳥を追いに行くよう主人に命じられた太郎冠者と次郎冠者は、鳴子縄を稲木に結び、「ホウホウ」と掛け声をかけながら鳴子を鳴らす。そこへ主人が酒樽を持って慰労に来て、日が暮れたら戻れと言って帰る。さっそく酒宴を始めた二人は、小歌をうたい、鳴子を引きながら舞い興じるうちに、寝入ってしまう。あまり帰りが遅いので迎えにきた主人が二人の酔態をみつけ、揺り起こして追いかける。逃げながら鳴子を鳴らして二人の冠者がうたう、「引くもの尽くしや 名所尽くし」の謡を聞くうちに、舞台いっぱいに実り豊かな田園風景が広がるところで終わる。

能 井筒

寶満神社奉納能楽「新開能」能 井筒

https://www.youtube.com/watch?v=eWjrXcXvL2Q

ある秋の日、諸国を旅する僧が、初瀬参りへの途中に在原業平(ありわらのなりひら)建立と伝えられる大和の国の在原(ありわら)寺に立ち寄りました。

僧が在原業平とその妻の冥福を祈っていると、仏にたむける花水を持った里の女が現れます。女は、僧の問いに、在原業平と紀有常(きのありつね)の娘の恋物語を語ります。幼い頃、井戸で背比べをした2人は、成人して歌を詠み交わして結ばれたのです。女は自分がその有常の娘であると告げて、古塚の蔭に姿を消します。僧が不思議に思っていると、里人が現れ業平とその妻の話を語り、井筒の女の化身を弔うよう勧めます。

夜も更ける頃、僧が仮寝をしていると、夢の中に井筒の女の霊が現れます。夢の中の女は、業平の形見の冠(かんむり)・直衣(のうし)を身に付け、業平を恋い慕いながら舞い、さらには、井戸の水に自らの姿を映し、そこに業平の面影を見るのでした。

やがて夜が明け、井筒の女は姿を消し、僧も夢から覚めました。

能を楽しむための基礎知識❖日本の伝統芸能

https://www.youtube.com/watch?v=RNE60ygYH6E