通常、口頭弁論を行う法廷のスタイルは裁判官が一番高い所に座り、原告と被告も左右に離れていますが、その形式自体が堅い雰囲気を作っているという面があると言われています。

 そこで導入されたのが[ラウンドテーブル法廷]です。

 

 ラウンドテーブル法廷は、一つの円形テーブルに裁判官・書記官・当事者が座ります。

 簡易裁判所や少額訴訟でも積極的に活用されています。

 

 当事者がリラックスしたスタイルで主張し合い、証拠を提出し合うことで円滑な訴訟運営をすることが期待されています。