会社の利益を出資者である株主に分配する場合、株式会社は出資の割合に応じて分配します。

 

 一方、合同会社の場合、原則は出資の割合ですが、定款で会社の利益配当の方法を自由に定めることができます。例えば、お金を出した人よりもアイデアを多く出した人を評価することも可能となっています。

 

 また、社員(株式会社でいうところの株主)の議決権についても、原則は社員一人一議決権ですが、定款で自由に変更することができます。

 

 株式会社と同じく出資の割合にすることもできますし、特に技術のある出資者の議決権を多くすることも可能です。

 

 自由度が高いのが合同会社の特徴です。

 

 長く事業を継続するために、自分達に合った定款を作ることが大切です。