「 恒例の技術研修 」

 

に 行ってきました ・・・

 

これ 自分の様な

 

「 大阪府整備振興会会員 」は

 

振興会から 年 1回ずつ 計2回の 

 

義務付けられている 

 

「 法令研修 」と「技術研修 」

 

への参加を促す 御連絡を 頂きます

 

これは 

 

必ず 受講する必要が在るので

 

行かないといけませんが

 

年に 何度か 行われる研修 の

 

どれに行くかは 自由です

 

なので 

 

「 都合のつくときの近場 」で

 

開催される時を選びますが

 

自分は 大体

 

「 法令研修 」は 地元で受け

 

「 技術研修 」は 

 

「 南港の整備振興会 」で 

 

受けるのですが

 

法令は まあ 

 

いつ どこで 受けても同じ ですが

 

技術研修は 

 

それぞれ内容が違います

 

おおざっぱに

 

「 乗用車 」と

 

「 二輪 」、「トラック 」が

 

在るのですが

 

うちは 「 二輪 」も「トラック 」も

 

やらないので もちろん

 

「 乗用車 」で 講習を受けるように

 

していますが ・・・

 

( 技術研修は 何を受けてもOK です )

 

今回 、

 

「 あ、この日が 都合が良いよね 」

 

で 申し込みましたが ・・・

 

当日 バイクで来られる受講者が

 

ちらほら ・・・・

 

「 珍しいなあ 」と 思いましたが

 

研修が始まって 納得 !

 

「 二輪の研修 」でした (爆笑)

 

実は 自分 「 二輪 」は

 

「 約 30年前 に 

       知識が止まっています 」(笑)

 

ので 興味深々で 

 

聞いていると なんか ちょっと前の

 

4輪 みたいですわ ・・

 

「 TPMS 」「 ABS 」

 

「 ヨー、ピッチング、ロールを 

                 センサーで測定して

            エンジン出力を制御する 」

 

4輪なら 「 ESP 」ですね

 

で 今回は 力を入れていたのが

 

「 自動制御ミッション 」です

 

詳しい名前は 忘れましたが

 

まず バイク専用の様なシステム

 

普通のバイクのミッションは

 

「 常時噛み合い式 」と 

 

呼ばれるもので

 

4輪のMTとは 構造が違います

 

詳しくは 書きませんが

 

乗ってみると 

 

「 4輪MTより素早く変速できます 」

 

これは 4輪なら 感覚は

 

「 シーケンシャル 

               ドグミッション

                              の様な感じ 」

 

 ですわ 

 

この構造を利用して

 

適当なタイミングで

 

点火カットして ミッションの

 

ギアのガタを作り

 

その「 ガタ 」の瞬間に 

 

「 アクチュエーターで 

                       ギアを叩き込む 」

 

っていう 比較的低コストで 

 

実現可能な システムです

 

まあ これは 普通の 4輪では

 

ほぼ 在りませんね

 

次は 4輪でいう

 

「 ロボダイズドMT 」です

 

フェラーリでは 「 F1 マチック 」

 

ランボルギーニでは 「 eギア 」

 

マセラティでは 「 カンピオコルサ 」

 

アルファロメオでは

 

そのまま 「 セレスピード 」

 

と 呼んでいましたが

 

中身は すべて 同じ

 

「 マニエッティ マレリ 」(当時)

 

の 「 セレスピード 」ですわ

 

ただ これ 

 

「 セッティングの

           詰めによって 

                   印象が凄く変わる 」

 

ので 当時 やはり 一番

 

「 滑らかだった 」のは

 

言い出しっぺ の「 フェラーリ 」

 

でしたねえ (懐)

 

これ デビューは 97年に

 

「 355 」に 搭載されましたが

 

こんときゃ 

 

「 人間の方が 全然 上手かった 」んで

 

こりゃ 

 

「 オートマ免許しかない人 の為の車 」

 

だなあ ‥ と 思いましたわ (笑)

 

けど そこから どんどん 上手くなり ・・

 

「 430 スクーデリア 」で

 

完成の域に達し 

 

「 こりゃ 絶対 

              人間じゃ 勝てない 」って

 

思いましたねえ

 

今は このシステム

 

2輪 にも 搭載されてるそうで

 

興味深かったです

 

むしろ システム上 

 

2輪 の方が 相性が良さそうですね

 

次に 「 DCT 」

 

そう! 「 ツインクラッチ 」です

 

これ 出た時 

 

「 面白いこと考え付いたなあ 」

 

でしたわ

 

初めて 体験したのは 

 

「 458 」で 自分は

 

「 10年かけて 熟成してきた 

         F1マチック 捨てるの ??? 」

 

と 驚きましたが

 

初めて DCT 乗ると

 

滑らかで 完成度が高くて ・・・

 

「 こりゃ 凄い !!! 」

 

となりましたねえ ・・

 

2010年くらいの 話です

 

これも 今は 

 

2輪にも 有るそうですが

 

自分は 2輪では 構造上 

 

「 ロボタイズドMT

                   との相性が良く 」

 

「 DCTは 4輪ほどの

          アドバンテージは

                      無いのでは ? 」

 

と 思っています

 

まあ 乗っていないので

 

良くは分かりませんけど ・・

 

最後に 今回のハイライト!

 

「 CVT 」です 

 

実車教材は 「 NMAX 155 」

 

 

もちろん 自分は 

 

知りませんでした ・・・(苦笑)

 

40 年くらい前のバイクなら 

 

「 詳しい 」んですけど(爆笑)

 

これで 「 CVT 」を 

 

 

「 ばらして 見せてくれる 」

 

ん ですわ (喜)

 

ここで 面白かったのは

 

「 CVT の 構造 」で

 

「 4 輪 の CVT 」は 

 

「 ベルトで押す 」んですね

 

なぜかと言うと 

 

「 パワーが在り 重い 」ので

 

「 引っ張ると

        普通のベルトなんぞ 

             すぐ ちぎれちゃう 」んで

 

このように 「 エレメント 」と 言う

 

https://www.gov-online.go.jp/hlj/ja/may_2025/may_2025-09.html

 

無数の小さい金具を組み合わせ

 

「 押して 圧縮側に使えば 持つ 」

 

という 「 逆転の発想 」で 

 

この難問を 解決してあります

 

ですが バイクでは 

 

「 パワーが小さく 車体が軽い 」ので

 

普通に 「 ゴ ムベルト 」使っていますね

 

もちろん 「 ゴ ムベルト 」は

 

圧縮側には 使用できませんから

 

普通に「 引っ張って 」

 

パワーを 伝達してます

 

次に 「 プライマリーシープ 」

 

なんのこっちゃ?ですけど

 

これ、

 

「 可変ドライブプーリー 」と 

 

言い換えると 

 

分かりやすいですかね?

 

エンジン側の可変プーリーです

 

これ 4輪では 力が掛かるので

 

「 電子式油圧制御 」していますが

 

このモデルでは

 

直接 モーターにて ギアを駆動させ

 

 

そのギアに 逆ネジを切ってあり

 

シープを出し入れして

 

挟んでいるベルトの半径 を変え

 

ギア比を無段階に可変してますね

 

その出し方の 加減は

 

ストロークセンサーにて

 

モーターを

        コントロールしてます

 

これは 分かりやすい !

 

もし CVTの 勉強をするのなら

 

まず この 「 ヤマハのCVT 」を

 

勉強してから 

 

4輪の CVT 見ると 理解しやすい

 

と 思いますね

 

ただ 4輪でも 「 スバル 」は

 

「 チェーン式 」で

 

 

基本 ヤマハのものと同じ作動方法で

 

「 引っ張り 」で 使用していますね

 

2輪 ちゃんと見たの ほんとに

 

「 久しぶり 」ですけど

 

「 面白かった 」ですわ (喜)

 

帰るときに 廊下に こんなものが ・・

 

 

フワッと聞いてはいましたが

 

再来年からやるんですねえ・・

 

 

自分は 今 「 電装整備士 」以外の

 

 「 10種類 」持ってますが

 

(他に 自動車検査員、

   自動車整備課 職業訓練指導員 

        車体整備課 職業訓練指導員 

                       も 取得してます )

 

これが 「 4種類 」になるんですねえ ・・

 

また 今年と来年受ける方は

 

 

ですって ・・

 

なので 現行の試験受験者は

 

最大 令和10年に 受けた人が

 

最後となりますかね ?

 

実は 整備士試験には 

 

大きく2種類あり 

 

一つは 「 登録試験 」といって

 

「 講習会に通って 

           講習終了後に

              実技免除となり 

                 学科試験を受ける 」

 

と いう

 

まあ 教習所に行って 

     運転免許をもらうような

                             感じですわ

 

殆どの整備士は これですね

 

自分も 2級 3級は これですわ ・・

 

大阪では 

 

「 大阪府整備振興会 」で 

 

やってますね

 

これが 通称 「 2養 」という

 

「 第2種養成学校 」という 

 

教習所の様な ものですね

 

もひとつ 

 

「 1養 」と 呼ばれる

 

「 第1種養成学校 」と 呼ばれる

 

「 職業訓練校 」ですね

 

これは 「 工業高校(大学)」等の

 

いわゆる まあ「 学校 」ですね

 

その職種の学校を 卒業しても

 

「 実技免除 」となり 

 

「 学科の登録試験 」を 合格して

 

申請すれば 整備士となれます

 

で ・・・ も ひとつ

 

「 運転免許試験場 」で 

 

飛び込みで運転免許受けるような

 

「 検定試験 」というものが

 

在ります

 

これは 「 学科 」「 実技 」ともに

 

まともに 受けるのですが

 

2級 3級で 自分は 

 

「 検定試験を受けて整備士になった 」

 

という方を 見たことが在りません

 

あまり 実技試験を 

 

やっていませんでしたし ・・・

 

1級は 最初から 

 

「 実技試験を含めた 検定試験 」

 

を行っていましたから

 

1級 の人は 

 

「 検定試験合格した 」という方は

 

結構いますね

 

自分も この 「 検定試験 」を

 

受けて 1級 に なりました

 

学科は 「 過去問も解答も在る 」し

 

必ず「 教科書からしか出題されない 」

 

ので 「 過去10年くらいの過去問 」

 

「 みっちりやれば 」まあ 

 

「 受かります 」けど ・・

 

問題は 「 実技 」で これ

 

「 初めて見るテスター 」を 使って

 

「 ランダムに出る 

         初めて見るパーツ 」などの

 

良否判断とか

 

「 配線図を読んで

       実際のパーツ不具合を

                            突き止める 」

 

等の作業を 

 

「 周りを試験官に囲まれながら 」

 

やらないといけないので

 

なかなか ハードルが高いです

 

一度でも 同じ作業をやれば

 

何ということ無い作業でも

 

初めてやると 慌てます (笑)

 

で・・この検定試験では

 

2年間 受けられますので

 

最後の現行試験の人は 

 

最長 令和10年までの取得となるはず

 

(年度は11年度となるはず)

 

登録試験で 令和8年に

 

講習を受けた人も 

 

令和10年で最後かな?

 

詳しくは 整備振興会に

             問い合わせてくださいね 

 

まあ 自分も 2級 3級は 

 

「 何故 あまり違いの無い

     4種類に分かれているのか ? 」

 

不思議でしたから ・・

 

まあ 今回 スッキリしますね

 

と いうことで

 

講習が 終了して 晴れて 

 



「 令和7年度

        整備主任者

              技術研修

                     受講事業所 」

 

となりました (笑)

 

やっと 今年の講習も終わった ・(爆笑)

 

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