「 シェルビーGT350R
アライメント調整 」です
このモデルも なかなかに
「 レア 」で 知っている方も
少ないと思いますので
御紹介 ・・・
まず 有名な
「 映画 フォード vs フェラーリ 」
の 「 キャロル・シェルビー 」
が 当時 手がけた
マスタングベースの
ほぼ レース用 と言っていい
ハイパフォーマンスモデル
「 1965 GT350R 」
という モデルが在り
まあ ベンツでいう 「 AMG 」
の様な 感じですかね
この時 良く
シェルビーと言えば「 コブラ 」
のイメージが在りますが
当時 「 コブラ 」は
イギリスの弱小メーカーである
「 ACカーズ 」より
「 6 気筒ブリストルエンジン 」を
搭載していた 「 ACエース 」用の車体
を 輸入して フォードV8 を搭載した
モンスターでしたが
こんなもん
「 量産 」が 効くはずも無く
やはり メインは フォードの
「 マスタングベース 」が 中心でした
後に シェルビーが 手を引いてから
「 マスタング・コブラ 」の
名前の付いたモデルが
「 3rd、4thのモデルで 」
フォードより 発売されますが
こっちは 「 シェルビー 」とは
ほぼ 無関係な モデルですね
ですが 次の 「 5th 」で
「 初代 1965 GT350 」を オマージュした
「 シェルビー・マスタング 」が
復活します(喜)
これは 初代とは違い
生産は 「 フォード 」ですけど
シェルビーが きちんと各部に渡り
細かく指示をして 造られているので
「 シェルビー 」の名前を関することが
認められていますね
で 「 この御入庫のモデル 」は
次世代の 「 6th モデル 」となり
これも もちろん 「 シェルビー 」の
名前が 正式に 認められた
「 フォード生産のシェルビー 」
モデルとなります
細かくなりますが
この 「 GT350R 」の前に
「 GT350 」というのもあり
これは 4シーターなのですが
GT350「 R 」モデルは
リアシート撤去 、カーボンホイール等にて
「 60kg 」の 軽量化をした
「 エヴォリューションモデル 」
となります
エンジンは
「 533psを7500rpm で 発揮する 」
「 相当な高回転エンジン 」ですね
そして 証に 付けられている
「 コブラのバッジ 」は
堂々の「 赤バッジ 」となりますね
このオーナーさんも
もう 御入庫 って時に
自分がやらかして (大汗)
2か月以上 待って頂きました
御迷惑を御掛け致しました
では 受け入れでの試運転 ・・・
マニュアル乗るのは 久しぶり (笑)
まあ 「 現代のスーパースポーツ 」
なので 「 乗りにくい 」ってことは
在りません
普通の マニュアルが乗れる人なら
動かすのは 容易ですね
ただ ・・・
「 踏み込んだら 」
毒蛇に噛まれるかも
しれませんが ・・ (爆笑)
オーナーさん曰く
「 特に不自由は感じていない 」
ということでしたが
なるほど 「 好印象 」ですね
じゃ 頑張ろ !
この 「 6thの マスタング 」も
さんざんやったので
上げるのは 容易ですね
今 足が ちょと不自由なので
そっちが 容易じゃないですけど
上げて チェックすると
まあ ショック、バネ、ブレーキは
「 シェルビーモデル 」ですねえ
降ろして ・・・
数字を診ると ・・・・
あれ ? どこかでいじってある ??
フロントは やりたかったことは
「 分かる 」
リアは ・・ トーは 「 まあ綺麗 」
キャンバーは ・・・
あ ! わかった !!!
そういうことね ~ (笑)
実は このモデル
リアキャンバー調整は
かなり難易度が高いです
特に 左が ・・・(大泣)
なので 気持ちは 良くわかります
自分も 初めての時は
「 ほんと泣きました 」から ・・・
今は 変態工具が たくさんあるので
なんとか ・・・
一番 難儀なとこが終われば
あとは 普通に仕上げて
終了です
ちょこっと 修正して
ちょうど戻ってこられた
オーナーさんと 交代です
「 なんか 乗り心地まで
良くなった気がする 」
と 凄く喜んで頂いて
御出庫となりました
長く御待ち頂き
すみませんでした
今後とも宜しく御願い致します