「 ランボルギーニに
ついてのお話 」 です
自分が 初めて
セッティングさせて頂いた
ランボルギーニは
「 ディアブロ 」 でした
時期は 多分
「 1998~1999年くらい 」
だったと思います
初めての印象は
「 でかいなあ 」 でしたねえ ・・・
造りは 「 へ ~ 」 でした
ディアブロの 基本シャーシは
「 角鋼管を溶接して 骨格を作り
真ん中にミッションを置き
左右に人間を配置
直後にエンジンを置いて
ダブルウィッシュボーンサスを
前後に取り付ける 」
という まあ ある意味
「 伝統 」の作り方ですね
実は これ 基本シャーシは
「 ムルシェラーゴ も 同じ 」 で
1990年から 2010年までの
20年間 基本シャーシは同じで
かなり長く造り続けられたシャーシ
だと思います
ただ 乗った感じは
モデルによって 相当違い
まず
1990~1992までの
「 初期もん 」 と 呼ばれる
ディアブロは
乗り込んで まず驚くのは
「 メーター 」 で
「 眼前に 崖の如く
そそり立って 」 ますね (爆笑)
始めて乗ったときに
これ 造っているときに
「 誰も 気づかなかったのか ?? 」
と 驚きましたわ(笑)
けど 乗ってみると
「 一応 ちゃんと 前は見えます 」
当たり前か (爆笑)
けど ・・・・
自動車って 普通
開発してる時に
何年も掛けて
いろんな人が かかわって
膨大な時間かけて テストして ・・
誰一人
「 目の前のそびえるメーターが
運転のじゃま ! 」
って 言わなかったのは
「 謎 」 ですね (爆笑)
普通の人なら
「 座った瞬間に 気づく 」
んですけどね ~ (笑)
これ 1993年の マイナーチェンジで
治ります
3年で 誰かが 気づいたんだ (笑)
良かった 良かった (喜)
で この 「 初期もん 」 は
もひとつ 違うのが
「 パワステ無いよ ~ 」 です
これねえ
在ると 無いとでは
「 大違い 」 なんですけど
実は 自分は これ
あんまり気にならない ですね
まあ 出し入れの時
「 重たい 」 ですけど
「 走り出しゃ 気にならん 」 ので
まあ 「 在るほうが良いかな ? 」
ですわ
ただ 今の車に慣れてると
「 古い車感 」 は
相当出ますけどね ~ (笑)
これ 「 F40 にも在りません 」 し
「 テスタロッサ 、512TR 、F512M 」
にも 付いてません
フェラーリ なんかでも
迷っていたみたいで
F355には
「 パワステのレスオプション 」
( なんと追加料金無しだって ・・ 爆笑 )
なんぞが在りました
自分たちの守備範囲では
「 パワステあり 」 と
「 パワステ無し 」 では
メーカーの アライメント指示 が
違っていましたね (懐)
フェラーリでも
「 F512M、348 までは
パワステ無かった 」
んで
在るほうが良いのか
もしくは 今までのユーザーに
拒否されるのか
迷っていたんでしょうね
自分は 「 F355 」 もう
死ぬほどやりましたが
「 パワステ無し 」 の 個体は
ほぼ 覚えがないです
少なくとも 日本では パワステ
「 大歓迎 されてましたね 」 (笑)
自分の覚えている限り
「 マイナーチェンジ後の
パワステ付きのディアブロ 」
には
「 パワステのレスオプション 」 は
無かったはずです
まあ そのままポン付けで
初期もの の物が 付くでしょうから
オーダーすれば
出来たかもしれませんが
自分は
見たことも聞いたこともありません
「 乗りやすさ 」 に 関しては
当然 「 パワステ付き 」 のほうが
圧倒的に 乗りやすく なってます
あとは、初期ものに関しては
なんとなく
「 全般的に造りが荒い 」 感じが
在りますね
これに関しては
カウンタックのほうが
丁寧に造られている
(工場が慣れてたのかも ?)
感じが在りますね
この辺から だんだん
「 アウディ クオリティ 」 と なり
品質が向上してゆく感じが
してきます
次に ディアブロ
乗ってどうか ? なんですけど
これが 「 意外と良い 」 んですよ
まあ こんなこと書くと
怒られそうですけど
ディアブロって なんとなく
「 荒っぽくて 適当 」 な イメージでしたけど
まず シザースドアを開けて 乗り込むと
このドアが 予想に反して
「 超 使いやすい 」
これ めちゃくちゃ 良い !
横にスペースが無くとも
乗り込みやすいし
もともと 車高が低いので
開けた状態でも
普通の車庫なら
上も まず 当たらない !
寄せる時も 不安なら ドア開ければ
「 前のタイヤも後ろのタイヤも
良く見える 」
実は これ ムルシェラーゴの
「 e-gear 」 には この手は
「 裏技 」 使わないとできませんが
「 ディアブロ 」 なら
普通にできますね
で 乗り込んで ドア閉めると
「 意外と 視界が良い 」 のに
感心します
後ろも かなり見えますね
なぜかというと
「 サイドミラー が
トラックのように
巨大なもの 」
が 付いているおかげで
結構 後ろは見えます
なので ディアブロの オーナーさんは
あまり 「 カウンタックリバース 」
やらないんですわ (笑)
発進は クラッチは まあ
軽いとは言えませんが
普通の成人男子なら
手こずることは無いでしょう
半クラッチも
特にシビアでは在りません
排気量があるので
低速トルクも そこそこ 在り
発進に苦労するような感じも
在りません
冷えていれば
自分は 1速で引っ張り
2速は使わず
そのまま3速に入れます
2速のギアを傷めないためです
自分は クラッシックスポーツは
2速は
「 ミッションオイルが
十分に温まっているとき 」
のみ 使うものだと思っています
で これも 「 ディアブロの特徴 」
ですが
「 ギアが全般的にかなり高い 」
んですね
なので 加速そのものは
あんまり たいしたことないですね
けど ディアブロの凄いのは
「 いつまでも加速が終わらない 」
ってことですわ
正反対は 「 ナローポルシェ 」 ですね
特に 「 2.4L の S 」
これは 凄かった ・・・
ほんとに これ
「 今の車より速いんじゃねーか? 」
で 「 カミソリのような吹け上がり 」
に 驚きましたが
実は この車
「 ギアがかなり低い 」 ので
エンジンは 凄い吹け上がりを
するのですが
車は そこまで前に進んでいない
んですね
で、どんどん車速が上がり
250㎞/h オーバーに なってくると
安定感に驚きます
ここが 「 ディアブロの住む速度域 」
なんですねえ
そこから 今度は ディアブロは
マイナーチェンジごとに
アンダーステア対策に
フロントのトレッドを 広げてゆきます
バリエーションとして
ディアブロ時代に初めて
「 4WD 」 も 投入されます
4WDは その後のランボルギーニの
トレンドとなってゆきます
名前は 「 VT 」 で
意味は 「 ビスカス トラクション 」 ですね
名前の通り 「 ビスカスカップリング 」 を
使用していますね
4WD となり 超高速での安定性が
さらに 上がります
ここが
「 ランボルギーニの本来の魅力ですわ 」
あれ?
「 ランボルギーニについてのお話 」 が
病室でヒマなんで
「 ディアブロのみの お話 」
になっちゃいましたねえ(笑)
まあ時間はあるので
おいおい いろいろ 書いてゆきますね