「 トヨタ GR86 ZN8系 アライメント調整 」です
このオーナーさんも 「 プロ 」の方で
長いお付き合いになりますね ~ ( 感謝 )
実は うち 2011年くらいまで
「 個人ユーザーさん 」は
受け付けておりませんでした
それまでは 「 プロ 」の
ディーラーさん や
板金工場さん
整備ショツプさん
中古車屋さん 等々 ・・・
まあ いわゆる 「 プロの車屋さんのみ 」
と お付き合いさせて頂いておりました
なので 今でも
車屋さんとは 良くお付き合いが在りますね
で 今回は
「 86 買って 車高調入れたんで 宜しく 」
ということで 御入庫です
では 受け入れで試運転 ・・・
うん そんなに変な感じは 在りませんね
では
上げて ・・・
レベル取り ・・・
降ろして
まず 別オーダーの
「 各部の ブッシュ 1G 締め 」から 作業してゆきます
さすが 新車 !
綺麗ですわあ ( 喜 )
ですが 最近は 「 旧車 」も
近年の 「 暴騰 」が あり
レストアされた 綺麗な個体が多く
以前のように
調整中 「 大量の 茶色い雪 」が
「 上から 襲ってくる 」ようなことは
あんまりないですねえ ( 笑 )
で ・・・この 「 ブッシュ 1G 締め 」ですけど
以前にも書きましたけど
これ やったから
「 乗り心地が良くなったり 」
「 車高が下がったり 」
「 金運が上がったり 」
「 素敵な彼女が出来たり 」
などということは
「 在りません !! 」( 爆笑 )
じゃ やれば どうなるのか ????
「 各ブッシュが 長持ちします 」( 喜 )
ですから
車検なんぞ 受けたこと無い!
「 車なんぞ 新車買って 3 年で乗り換え 」
って人は ・・・・
あんまり 意味が無いですね
逆に
「 この個体を愛して 長く付き合ってゆこう 」
って人は やった方が良いですね
新車のうちは ブッシュは
「 柔らかく 弾力があり 強い 」んですけど
「 日本の夏の高温 」に さらされ
徐々に 固く しなやかさを失ってゆきます
そして 限界が来ると
耐え切れず 割れたり ちぎれたりしますね
なんせ 「 ブッシュ 」ってやつは
パーツ単体は そう高くは無い んですけど
交換するには
足回りをバラバラにして
プレスで 打ち換えないと いかんので
大事になります
これを
「 寿命を 何年か先延ばしする 」
為の 予防整備ですね
また 「 ノーマル 」なら
やる必要は在りません !
新車の製造ラインでは
フェラーリであろうが ポルシェであろうが
スズキだろうが ダイハツ
マセラティ でも 全メーカー
「 製造時には ちゃんと 1G締め してます 」
当たり前ですね
じゃ なんで 整備の時は
ほとんど やって無いのか ? ですけど
理由は 「 大変だから 」( 爆笑 )
2柱リフトに上げた状態だと
立ったままの姿勢で
そのまま作業できますが
1G締めを やろうとすると
かなり 無理な体制で
相当 締めにくいですわ
また、難儀な思いして やっても ・・・・
オーナーさんには 違いが判らんし ( 苦笑 )
と いうことで
今回も 後ろが 左右で「 14箇所 」
フロントが 左右で 「 2箇所 」の
「 合計 16箇所 」と なります
これを 全部 降ろした状態で
うちは 基本「 タイヤ付けたまま 」
規定トルクで閉めてゆきます
結構 大変ですが
「 相当 変わった 変態工具 」( 爆笑 )
駆使して やってゆきます
終わって 測定 ・・・
数字は まあまあ ・・
「 ストリート仕様 」にて
終わって 試運転 ・・・
ちょこちょこ 修正入れて
終了 ・・・
オーナーさんと 交代しようとしたら
「 あ、フジイさんの腕は 信用してるから 」
ということで
そのまま 出庫して頂きました
有難う御座います
また 機会が在れば 宜しくお願いいたします