「 フェラーリ488 アライメント調整 」です

 

この 「 488系 」は

 

 

エンジンは 「 ツインターボ 」となり

 

100psほど パワーアップしてますが

 

自分たちに 深く関係のある

 

「 シャーシ 」は 基本

 

「 名車 458 」を 正常進化させたもので

 

基本設計は 同じですね

 

このシャーシは 「 F8系 」にも

 

受け継がれて

 

如何に フェラーリが 

 

自信をもって 送り出したかが

 

判りますね

 

ず ~ っと 時代をさかのぼり

 

「 360モデナ 」が デビューした時

 

知り合いの 

 

ポルシェショップさんの社長が

 

それまで フェラーリを 馬鹿にして

 

ポルシェの下に見てた のですが

 

360モデナを 試運転すると ・・・

 

「 ポルシェ 負けたかも ? 」

 

と つぶやいていたのが 

 

印象的でしたね

 

この時は 比較は 

 

「 996カレラ前期 」で

 

「 GT3 」は 「 チャレスト 」と

 

比較すべきものなので ・・・

 

それほど 「 360モデナ 」は

 

進化の度合いが 大きかったですね

 

そこから 「 430 」への変化では

 

360のネガを潰し 、信頼性を上げ

 

パワーを100ps 近く アップさせた

 

「 正常進化版 」って感じで 

 

モデナの出来が良かったことも在り

 

そこまでの驚きは在りませんでしたが

 

「 458 」は デビュー時

 

本当に驚きました

 

まず 「 静か 」で 

 

「 乗り味が滑らかで快適 」

 

パワーは もう 

 

「 国産チューニングモデル並み 」の

 

「 570ps ! 」

 

これ メーカーが 

 

「 ノーマルで出してくる数字 」で

 

なんかありゃ 

 

「 クレームが効く 」んですよ !!!!

 

ここで チューニングカーの世界を

 

御存じ無い方の為に ちょっと ・・・

 

まず チューニングカーは

 

大体 看板として

 

「 ショップデモカー 」というのが在り

 

これは 大体 

 

最先端のチューニングが

 

施された 「 最強モデル 」です

 

ところが、こういうモデルは

 

「 まだ 誰もやったことが無い 」

 

ことを やっている訳ですから

 

「 壊れるのは当たり前 」で

 

ショップさんも

 

「 ここまでやると どこが壊れるのか ? 」

 

の 「 テスト車両 」と

 

言い換えても良いかもしれません

 

当然 こういう車両は

 

普通の人は 乗れません

 

未知の世界に乗り出してゆく

 

「 ファーストペンギンの魂 」が

 

在る方だけが 見られる世界です

 

なんせ オーナーも チューナーも

 

「 世界で 誰もやったことが無いこと 」

 

に 挑戦する訳ですから

 

パワー上げる 

 

「 オーバーヒートする 」

 

冷却系強化 、水温安定 ・・・

 

次は 自分のパワーに耐え切れず

 

エンジン壊れる

 

パーツ強化 

 

次は 他の部分にしわ寄せが行き

 

他が壊れる

 

対策、強化して、

 

エンジンは 安定してパワーが出せる 

 

そうすると パワーに耐え切れず

 

ドライブシャフトがねじ切れる

 

対策、強化 ・・・

 

次は トルクに耐え切れず

 

ミッションがブローする

 

といった 一連の流れを経て

 

最前線のチューニングカーは 

 

仕上がります ( 汗 )

 

当然、「 お金と時間と情熱 」を

 

「 チューニングショップに

                     注ぎ込める人だけ 」

 

の 世界ですね ~

 

「 458時代 」の 2010年前後なら

 

「 第二世代 GTR RB26 」で

 

ゼロヨン仕様で 800 ~ 1000ps 前後

 

最高速仕様で 700 ~ 800ps 前後

 

サーキット仕様で 600 ~ 700ps 前後

 

ですかね

 

当然 

 

「 金なんかいくらかかっても良い

                      当然 パワー出しゃ 

                     壊れるのは 当たり前 

                 壊れりゃ そこを強化して

                        ガンガン上を目指す 」

 

なんて 人は ・・・・

 

そんなに多くは在りません ( 笑 )

 

なので 大体の方は

 

「 そこまでのパワーじゃ無くて良いので

                       壊れない仕様が 良いです 」

 

となりますよね

 

そうすると

 

ノウハウと実績のある

 

「 定番メニュー 」となりますね

 

まあ 「 FD3S で 400馬力前後 」

 

「 RB26 で 450馬力前後 くらい 」

 

となりますね ~

 

壊れにくく そこまで お金かからず

 

「 はっきり速くなる 」

 

「 コスパの良い チューニングメニュー 」

 

ですかね ~

 

まあ 「 R35GTR 」は デビューしてましたが

 

「 ノーマル530ps 」で

 

当時 めちゃ日産が うるさくて ・・・

 

オイル交換すら

 

「 パフォーマンスセンター以外は 禁止 」

 

で チューニングしてる人は

 

少なかったですわ

 

( 当時 一応 HKSで 

     680psのメニューは在りました )

 

その時代に 「 ノーマル 570ps 」で

 

はっきり速く、

 

しかも 458の最大の魅力は

 

「 カミソリのように スパッ と

      向きを変える 鋭いハンドリング 」

 

ですわ ( 喜 )

 

この 基本を 受け継ぎ

 

正常進化させた 

 

「 488 」 悪いわきゃ ありませんね !

 

では 受け入れでの試運転 ・・・・

 

特に 気になる クセ等も無く

 

「 良い車 」ですねえ ( 喜 )

 

作業そのものは

 

 

自分 この 「 458系統のシャーシ 」

 

さんざんやって 慣れとることも在り

 


 

スムースに仕上げて 終了です

 

大事にしてもらって

 

22世紀まで 生き残ってね ~ ( 笑 )

 

にほんブログ村 車ブログへ
にほんブログ村