「 フェラーリ ローマ アライメント調整 」です
「 少しローダウンしたので 」ということで
長いお付き合いの 業者さんからの御入庫です
では 受け入れでの試運転 ・・・
いや ~ このモデルは
本当に感心しますねえ ・・
まず 何より 驚くのは
「 静か 」ってことです
実は 「 スーパースポーツ 」でも
「 轟音まき散らす 」ようなのは
現代の基準では
そもそも ナンバーが取れません !
あたりまえですが
「 お金持ち限定で 無茶してい ~ よ 」
なんてのは ・・・
実は ・・・そんなに ・・・
無いんですわ ( 爆笑 )
けど ちょびっとは 在ります
騒音で言うと
「 発動機が車体後方にある場合 」
なんて 特例が在り 普通のモデルより
「 4デシベル高くとも
見逃してあげる ・・・うふ 💓 」
なんてのが在りますが
この 「 ローマ 」は
「 FR 」なので もちろん この特例は
「 適用されません 」
ということで
「 非常に静かな車 」で
この 静かな音が 「 上品さ 」を
演出していますね
サスも 当たりが上品で 非常に快適なモデルです
自分も かなり 「 麻痺してる 」方なので
「 アベンタドール SVJ 」でも
「 F8トリビュート 」でも
「 マクラーレン 720S 」でも
「 911 GT3 RS 」でも
「 乗りにくい 」とか 「 乗り心地が悪い 」
「 うるさい 」なんてのは
特に 思ったこと在りませんが
( 今のスーパースポーツは
全般的に非常に出来が良いので
凄く乗りやすくて 快適 )
けど、この 「 ローマ 」と比べりゃ
やはり 色んなとこが
「 スーパー 」してますわ ( 爆笑 )
この ローマ は
「 上品で乗りやすく静か 」で
似た車があるよなあ ・・・・
そう、「 アストンマーチン 」ですわ
「 DB11 」あたりと
「 住んでいる世界 」が 似てますね
美しく、上品で ・・
踏みゃ 充分に 速い !
「 DB11 」と ちょっと違うのは
「 ステアフィール 」ですね
「 DB11 」は ポルシェなんかとも共通する
「 人間の感性にシンクロする 」
「 このくらい切ったら
このくらい曲がって欲しいな !」
っていう 「 素直なフィール 」なのですが
この 「 ローマ 」は 「 458系 」から続く
近代 V8ミッドシップ フェラーリ系の
「 自分が思う以上に
カミソリのように
スパッと向きを変える 」
ってのが 在りますね
実は これ
「 60年代の ルマン レーシングマシン 」
でも そうだったらしいです
「 人間の感性に 素直で穏やかな
ポルシェ917のハンドリング 」
に対して
「 カミソリのような 512Sのハンドリング 」
だったそうです ・・・知らんけど ( 爆笑 )
「 予選では 512S 速かった 」らしいですが
決勝の結果は 「 917の勝ち 」で
長時間乗ると リラックスできる
ポルシェの方が
耐久レースには 向いてたようですね
もっと以前は
フェラーリが 圧勝してました
もちろん アライメント屋なんぞ
「 917 」や 「 512S 」などのような
「 恐ろしいモデル 」なんぞは
見たことも在りません ( 笑 )
どなたかが、もし
「 鈴鹿 貸切ったから 気のすむように乗っていいよ 」
などと 言ってもらうようなことが有っても
「 全力で 御遠慮 致します 」( 爆笑 )
あんな
「 50億するもんか?
80億するもんか?
皆目わからん 」
ようなモデルは
自分のようなものは
たぶん ・・・
「 クラッチ踏んだだけで おしっこ漏れる 」
に 違いありません ( 爆笑 )
ちなみに ・・・
今までの 世界最高額は
「 1955年式のメルセデス・ベンツ
300 SLRウーレンハウト・クーペ 」で
1ドル145円計算で
「 213億円ちょい! 」だ そうですわ
こんなもん 「 家 」どころか
「 城 」が 買えるわ !( 爆笑 )
ということで
この 「 ローマ 」に 戻りますが
非常によくできた車だなあ ・・・
と 感動しましたわ
やはり フェラーリ
「 お金持ち 」の 嗜好を 良く わかっていますねえ
では 頑張りましょう
作業そのものは
この辺のシャーシは まあ
「 慣れとる 」んで サクサク進めてゆきます
終われば いつものように 何度か試運転して
細かく 詰めてゆき
御出庫です
「 切れ長の クール美人 」ですね
美しいです
元気で かわいがってもらってね ~