「 難儀したなあ ・・・・ 」です
最近も 難儀した車が ちらほら ・・・
まず始めは 写真の
「 マツダ RX-7 FD3S 」
この個体も 何度か やらせて頂いてるのですが
いつも 非常に苦労する個体です
自分 「 FD3S 」は もう
「 死ぬほどやりました 」( 爆笑 )
けど・・・この個体は
いつも ・・・ 「 なんか変 ! 」
凄く 直進性が悪く ・・・
「 落ち着かない 」です
けど ・・・
個体は 「 無事故車 」
そう 「 無事故 」なら
「 足回りのパーツなんぞ、曲がってる訳無い ! 」
そう こういうのは 「 思い込み 」が 怖いんですわ ・・
モノコックは 問題無し
タイヤも大丈夫
なら ・・・ 何だろう ????
それも ・・・乗った感じは
「 フロント 」です
やっぱり なんか おかしい ????
舐めるように ・・
左右のパーツを見比べてゆきます ・・
「 絶対になんか 曲がっている 」という
信念を持って ・・・
やがて ・・・・
「 あ!!! 見っけた ・・・・ 」
凄く判りずらかったのですが
「 ナックル 」が ・・・
けど オーナーさん
「 この車 当たってないんですけどねえ ・・・ 」
自分も おかしいなあ ???
あ ! 、これ 「 ハブベアリング 」替えてません ?
「 替えてますよ 」
そのとき ベアリング打ち換えるのがめんどくさいんで
中古のハブごと替えたりしてませんか ?
「 あ ! ・・・・・ 」
うん 長年の悩みが 解決しましたねえ ・・・
間に合わんので とりあえず やりまして
後日また ハブ替える ということですわ
しかし ・・・
驚いたことに 「 FD3S 」もう
「 アーム類は マツダから 新品が出ない 」そうです ( 怒 )
マツダさん よ !
「 FD3S 」は
「 トヨタにおける 2000GT 」のような 存在でしょうが !
100年後にも 「 マツダの金字塔 」として
また 「 ロータリーエンジンの最高傑作 」として
世界の自動車遺産に残るモデルでしょう !!!
この車のパーツは 止めてはいけません
マツダが 「 世界のブランド 」として
羽ばたいてゆく為にも
この1車種 「 FD3S 」だけでも
パーツの供給は 止めてはいけません
日本の 「 ポルシェ 。フェラーリ 」と 並ぶような
ブランドになる為にも ・・・
ポルシェは
「 930 でも ナロー でも パーツ出ますよ 」
クラッシック品番になれば
パーツ「 死ぬほど高くなるけど 」( 爆笑 )
次は
80年代 アメ車 ( 車種はないしょ ( 笑 )」
「 右に向かって吹っ飛んでゆく 」
ということです
試運転すると ・・・
なるほど 「 きつい 」( 笑 )
数字出してみると ・・・
ありゃ なんか 数字は 逆の左流れ ・・・
よくよく診てみると
どこか 最近 他で
「 アライメントやってある 」
それも 結構 上手いとこ ・・・
やってる処置は 間違っていませんし
数字も 的確 ・・・
おそらく 何度かやってみて
「 もう これ以上は無理 」
となって 「 ほり投げた 」感じがしますね ・・
「 気持ちは非常に良く判る 」( 爆笑 )
となると ・・・
大雑把 方針は 2つ ・・
今回は 「 今日できる 」方で
あちこち 様子を見ながら
手を打ってゆきます
仕上げて 試運転 ・・・
かなり 思い切ってやりましたが ・・
ありゃ 足らん ・・・・
まだ 右に行く ・・・
今度は、 もう うちでも
「 これ以上は 無理 」で ・・( 爆笑 )
試運転すると
まあ 「 9割くらいは 無くなったかな ? 」
で まあ 「 これなら 良いだろ 」となりました
う ~ 「 疲れたぁ ~ 」 ( 苦笑 )
あとは
懐かしい ・・・ 自分の好きな
初期もの の 「 ランボルギーニ ガヤルド 」
これも 当時は ほんとに 良くやりましたわあ ・・・
この子は 「 自分が慣れてる 」上に
「 過去に自分が手を入れている個体 」
だったことも有り
非常にスムースに ( 嬉 )
あとはこんなのも
「 ロールスロイス 」
これ ちょっと 「 色使い 」が 珍しく
「 非常に カッコ良かった 」ですわ
これも 良い個体だったので
スムースに 進みました ( 喜 )
あれ ?
表題は
「 難儀した なあ もう ・・・・ 」だった ・・
後半 ちょと コンセプトと ズレちゃった ( 汗 )
アライメント屋の おやじ ・・・
毎日 ボツボツ やってます ( 笑 )