「 オースチンヒーレー100 アライメント調整 」 です
え ~ と ・・・・ この車 ・・・・ 「 自分より先輩 」 です
「 貫禄 の 67歳 」 で いらっしゃいます
実は 「 知り合いのプロの方 」 より
マイカーで 「 オースチンヒーレー100 」 あるんやけど
フジイさん 出来る ? と ・・・・
実は 以前 「 オースチンヒーレー100 」
入庫してきたことがあり ・・
「 あ 、 自分 やったことありますわ 、良いですよ 」 と ・・・
入庫頂きました ・・・・
こっから 見ると ・・・
「 Ferrari 166 MM 」 にも 似てますね ~
どことなく 「 AC COBRA Mk.1 」 にも ・・・・
クラブの方々には
「 全然違うわ ! 」 と 怒られそうですけど ・・・ ( 大汗 )
インテリアも 「 雰囲気 ありますねえ 」 ( 喜 )
ジャッキポイントが判らず 難儀した
「 デトマソ ・ ヴァレルンガ 」 や 「 ロータスエスプリ S2 」
のようなこともなく
一度 やってるので スムースに 挙げてます
こういう 「 希少車 」 は
「 やったこと 在るか 無いか 」 は
プレッシャーが めちゃくちゃ 違います ( 笑 )
ま 、 このモデルは 「 知ってる 」 ので
ふん ふん ふん ~ ♪
クランプを ~ ・・・
あれ ? あれ ? あれ ~ !!!
スピンナーに 干渉して クランプが 付けられない !!! ( 大泣 )
「 前の子 」 は 「 ギリ 付けられた 」 のに
この子は ・・・・ 「 ギリ 付かない 」 ・・・・ なんで ????
この辺で ・・・ じんわり 気づき始めます ・・・
あれ ??? 年式が違うから 同じ車じゃ 無い ???
後に オーナーさんに 教えてもらい
「 前期 、 後期で 違う 」 と 知りました ・・・
また 、 「 クラッシックモデル 」 は
過ごしてきた 時間の中で
「 モディファイ や アップデート 」 されて
「 世界で 1 台 だけの個性を持つ 」 場合も多々在るので
「 難しい 」 ですわ ( 苦笑 )
ど ~ しよ ・・・・ ( 困 )
しゃーない クランプ 「 作る 」 かぁ ・・・
よっしゃぁぁぁぁぁぁ ~
何とか スピンナー避けて クランプが 無事 付きました ( 嬉 )
けど ・・・ これ 「 あと 3個 作らんと いかん 」 けど ・・・
何とか ・・・ 無事 測定まで こぎつけました
「 ただの測定 」 で 「 もう 大騒ぎ 」 でしたけど ( 爆笑 )
数字出すと ・・・・
いろいろ ありますが
「 奇跡のようなバランス 」 で
試運転では 「 意外と 悪くない 」 ん ですね
じゃ 張り切って 行きましょう !
潜ると ・・・・
うん ・・・・ 自動車には
当然あるべきものが 「 在りません 」 ( 泣 )
判りますかね ? ・・・・ そう 「 これ 」 です
「 タイロッド に 調節機構 が 無い !!! 」
皆さん こんな車 見たこと 在ります ?
自分は 在ります ( エヘン )
「 フェアレディ SP310 」 が 「 これ 」 でしたわ ( 懐 )
ここで ちょっと 御説明
初代 、 ダットサン フェアレデー 1200 「 S 210系 」
1959 ~ 1962
これは さすがに やったことない ・・・・・
なんか トヨタ博物館で 見たような気もしますが ・・・・・
次に 2代目 、 「 S 310系 」 ですが
これ 自分にとっては ほぼ 「 SR311 」 と道義でしたわ ・・・
国産初の 「 200Km/h 突破 ! 」 で
大事にされており うちでも 数台やりました ・・・
なので てっきり 自分は 「 S 310系 」 は
「 2000cc 」 だと思っていました ・・・・
( SP310 は 1500cc ・・・ 当時 自分 知らんかった ・・・・ )
ところが うちの知り合いで 「 自動車整備の先生 」 が
( 数年前、 御病気で旅立たれました ・・・・
いろいろありがとうございました 合掌 )
「 フェアレディ SP310 持ってるんだけど やれる ?」 と ・・・
自分 気楽に ・・・・・
「 あ 、以前 数台 「 SR311 」 やりましたから
大丈夫ですよ 持ってきてください 」
と 気楽に ・・・
現車見ると ・・・・・
ありゃ ???? タイロッドの長さが 固定 ????
( 写真は 良いのが 見つからなかった ・・・・
すみません 、ちゃんと保存してた筈なんだけど ・・・ ? )
どうしよう ? ( 困 )
ああ 、反対側が 調整式なのね ( 喜 )
あ 、 これで トータルトーを 合わせろって ことね
ん ? けど こうすると
「 ステアリングのセンター が ずれちゃう 」 けど ・・・
え ? え ?
「 ステアリング 抜いて はめなおす 」 の !!!
う ~ ん ・・・・ クラッシックモデル 恐るべし ( 驚 )
これで 疑問が一つ解消しました
だから 「 年配のメカニックは ハンドルをすぐに抜きたがる 」
んですわねえ ・・・・
自分も 年配ですけど ( 爆笑 )
だ ・ か・ ら ! ・・・・・
「 オースチンヒーレー100 」 、
自分は 「 トラップ には 引っ掛かりません 」 よ ( 得意 )
「 オースチンヒーレー100 」 は 反対側に
「 調整式のタイロッド 」 が 在るんですわ ( 笑 )
以前に やっとるから 自分は 知ってる んで ・・・・
あれ ? ・・・ おかしいな ???
「 老眼 」 か ?
「 反対側 も 固定式 」 に見えるんやけど ・・・・
ん ? ん ?
「 両方 固定されとる !!! 」
どうやって 調整するんやあぁぁぁぁ !!!
相当 「 パニクリました 」 が ( 爆笑 )
「 トー調整 」 は ここで ・・・・
そ 、 「 リレーロッド 」 を 調整式にしてて
「 ここで やれ 」 と いうことですわ
で 無事 合わせて ・・・・
最後 ステアリング抜いて センター合わせようとしたんですが
オーナーさん 「 プロ 」 なので
作業前に 「 一応 手順 聞いておこう 」 と 電話すると ・・・
「 あ 、フジイさん それ 抜けない 」
もし 抜きたかったら 「 全部ばらして センターシャフトごと 抜く 」 の
????????
「 意味が判らん ???? 」
当時の製造時、 メーカーでは どうやって合わせていたのか ????
あ それ ステアリングが 40度ずつ 回せるんで
それで合わせて
「 完全に合わんかっても しょうがない 」 から
あ 、そういうことね ~
じゃ ・・・・
やってみたけど ・・・・
「 ちょうど 調整のど真ん中くらい 」 で
どちらに動かしても 大きく 中心から ズレる !!
まあ 「 しょうがないといえば しょうがない 」 のですが
何か 方法があるはず ・・・・
あきらめかけた時に ・・・・
「 ひらめいた !!! 」
やってみる ・・・・・ 「 撃沈 」
もう一度 ・・・・ ダメ ・・・・・ もう一度 ・・・・・ 惜しい ・・・
もう一度 ・・・・ やっと 何とか ( 疲 )
今回は 「 大した内容ではない 」 んですけど
「 ものすごく 難儀 」 して 「 大ハマリ 」 しましたねえ ・・・・
同じ 「 オースチンヒーレー100 」 でも
「 前期 、後期 で 違う 」 と いうのを
身をもって 勉強しました ( 笑 )
けど 今回は 疲れたあ ~ ( 大汗 )
オーナーさん 、 いつも 有難う御座います
大事にしてあげてくださいね














