「 ホンダ ビート アライメント調整 」 です
「 世界最小のスーパーカー 」 ですね
まあ 皆さん よくご存じの通り ・・・・・
「 バブルの時 」 の車ですわ ・・・・
このときゃ 軽でも
「 ミニカ ダンガン ( 5バルブ ! ) 」 、「 カプチーノ 」 、
「 アルトワークス 」 ( こいつは ちと先輩 ・・・ 1987年 発売 )
「 ミッドシップ ガルウイング 」 の
「 軽のランボルギーニ 」 ともいうべき 「 AZ-1 」
そして 今回の ・・・・
軽 ・・・ いや 「 量産車 初 の オープンモノコック 」 の
「 BEAT 」 です
エンジンは ホンダらしく
「 ノンターボ 」 で ・・・・
こんときゃ 自分 不思議でしたわ ・・・
なぜなら 世界中で 「 パワード バイ ホンダ ( ターボ ) 」 は
「 F1 で 死ぬほど 勝ちまくっていた 」 んですわ
なんと 「 全 16戦のうち 15勝 」 ・・・・
もう ・・・ 「 コント 」 のような 勝ち方で ・・・・ ( 爆笑 )
掛値なく 世界中で ・・・
「 ホンダターボは 世界一 」 と なっていましたわ ・・・
この せっかくの 「 F1 の ブランドイメージ 」 を
( これを 作るために みんな 莫大な金額で F1 を やっている ・・・・ )
「 きちんと 使って !! 」、 このとき 同時に
「 NSX を ホンダターボで 500PS で 発売 」 してれば
「 フェラーリを 圧倒するブランド 」 になってたと思いますが ・・・
( 当時 テスタロッサ 390PS )
おそらく 「 運輸省 」 が どうせ 認可してくれんから ・・・
ま 、 ターボ付けちゃうと 当時のホンダだと
「 パワー出すぎちゃう 」 んで
「 NA 」 にして 280PS に 抑えて 出すかぁ ・・・
だったと思います
けど ・・・・ これは ブランドのためには
「 ドイツかイタリアで生産 」 して
500PS ( 国外仕様 ) で 出すべきでしたわ
昔のリッターバイクのように ・・・・
「 逆輸入すりゃ パワーは 倍 !! 」 で いいじゃないですか
そうすりゃ ・・・・ ほんとに ・・・・・
世界のセレブは フェラーリではなく
こぞって 「 NSX ターボ 」 を 購入し
モナコの超高級ホテルは 「 NSX ターボで 渋滞する 」
本当の 「 ブランド 」 となったと思いますがねえ ・・・・ 残念 ・・・
で ・・・・ この 「 ビート 」 は もっと 状況が 厳しく ・・・
「 国内販売専用モデル 」 なので
「 運輸省の締め付け 」 を
「 海外生産にて回避する 」 ことはできないので
「 64ps 」 の 「 自主規制 」 ?
なんだこれ ?? もう 法律ですら 無い !!
如何に 根拠の無い 無駄な規制が
産業の足を引っ張っているか
よ ~ っく 分かりますわ !!
日本の中では
「 こんなに 馬力があると 事故が起こる 」 ので
「 少し 押さえたらどうですか ? 」 なんて ・・・ ( 呆 )
なので しょうがなく ・・・
「 64PSで 」 登場しました
ここで はっきり言いますが
「 馬力と事故には あまり関係性はありません 」
極端に パワーが無く
「 歩くほどの速度しか出ない 」 のなら 別ですが
今の普通の軽 では 「 120km/h 」 くらいは 普通に出ます
無茶すりゃ 大きな事故を起こすには 十分なスピードですわ
これを ほとんどすべての人は
きちんと 「 理性的にコントロール 」 して 安全に走行しています
ましてや
「 高価なスーパーカーや 貴重なスポーツカー 」 は
「 オーナーに 本当に大事にされ 」
「 痛めないように 無理な走行はしない 」 方が ほとんどです
ごく 一部の人が 無茶をすると
「 車が目立つ 」 ので
大きく報道されて あたかも
「 スポーツカーは 非常に事故率が高い 」 様に 思いますが
「 ビンテージスポーツ 、 スーパースポーツ 」 などは
事故率は 「 プリウスよりゃ よっぽど低い 」 ですわ ・・・
あれ ? ・・・・ 話が ずれた ・・・・ ( 笑 )
で ・・・・ 今回 御入庫の この子も ・・・
見ての通り
「 オーナーさんに 本当に 大切にされてます 」
オーナーさん 結構 お若くて
「 この車の 新車時 」 は 知らないと思いますが
そんなこと関係なく
「 良い個体を あちこち探して やっと 手に入れた 」 そうです
「 ミッドシップ 、 オープン 、8500rpm の 高回転エンジン 」 と
今の時代では なかなか 造ることを許されない
「 宝石のような車 」 ですね ~
当時は それほど 貴重とは思わなかったのですが
( なんせ 新車で 普通に売ってましたから ・・・・・ )
今となりゃ 存在そのものが ほとんど 「 奇跡 」 のようですね
現行の 「 S660 」 も 近い将来には
車は すべて 「 自動運転のエコカー 」 となり
「 2020年代には こんな 素晴らしい車が 販売されていた 」
と なるかも しれませんね ・・・・・
では 受け入れで 試運転 ・・・
うん 良い個体ですね ~
あまり 変なクセも無く
「 ステアリングのセンターずれ 」 は ありますが
第一印象は 「 非常に良好です 」
では 頑張りましょう
よいしょ よいしょ ・・・
数字を見ると ・・・・
フロントは トーアウト 、 リアは きつめのトーインですね
キャンバ 、 キャスタは 「 相当 綺麗 」 で
これ 、 「 無事故車 」 ですね ~ ( 喜 )
まあ 「 腕の良い 板金屋さんが 気合を入れて 」
修理してしまうと 自分たちでも わからんほど
「 綺麗に治っている 」 個体もありますが ( 笑 )
そういうのは 「 新車以上の出来 」 のものも ・・・ ( 驚 )
ま 、 普通 そこまでやると
「 すごくお金も 時間も かかる 」 ので
「 高額車 」 以外は やらないですけどね ~
写っているのは ・・・・
この子用に造っていた 工具です ( 笑 )
まあ ほかに 「 ポルシェ 930系 」 などにも使いますけどね ~
仕上げて試運転 ・・・
いつも通り 何度か修正入れます
終われば オーナーさんと 交代して
喜んで いただき 終了です
以前は ほんとに 珍しいとは 全然思わなかったのですが ・・・・
そ ~ いや 「 久しぶりの御入庫 」 でしたわ
「 貴重な 宝石 」 の 「 BEAT 嬢 」
大事にしてあげてくださいね