「 マツダ NC ロードスター アライメント調整 」 です
このモデルも いろいろやりましたねえ ・・・・
驚いたのは プラットフォームは 基本的に
「 RX-8 と 共通 」 ってことです
昔から マツダは 「 ロータリー と レシプロ を 同じボディに積む 」
ってことをやっていました
古くは 「 ロータリーの サバンナ( RX-3 )と レシプロのグランドファミリア 」
「 カペラ 、 ファミリア( どちらのエンジンも車名は同じ 」 等々 、でしたが
「 FC3S 、FD3S 」 で
「 完全専用設計の スポーツモデルだけに ロータリーを与える 」 って風に
方針を変えたので
( 後の 「 3ローターコスモ も 車体は 専用設計 」 )
自分は 「 ロータリーの プラットフォームは 専用設計 」 と思っていたので
「 意外 」 でしたわ ・・・・
まあ 、「 RX-8 の 4シーター 変則 4 ドアクーペ 」 と
「 ロードスター の 2 シーター オープンスポーツ 」 とは
相当キャラクターは 違いますけど ・・・・
自分は 「 ロードスター ロータリー 」 にも 乗ったこと在りますが
すぐには 気づかないほど 「 純正 ? 」 って感じで
「 自然で 完成度が高かった 」 ですわ ・・・ なので
「 ロードスター の プラットフォーム を使用した ロータリークーペ 」 も
見てみたかったですね ~
「 ND 」 で やらんかな ~ ?
そんときゃ 「 マツダ 」 さん
二十歳の若者が買えるように !
「 1000万 で 出しちゃだめですよ !! 」 ( 爆笑 )
で 、 今回は 「 オートエグゼのバネ 入れた ので よろしく 」 です
では 受け入れで試運転 ・・・・
いつものように 「 電動パワステ 」
特に不具合は感じません ( 笑 )
そう 、 「 この時代の 電動パワステの 最大の存在意義 」 は
「 オーナーに ハンドリングの不具合を感じさせない ( 隠す )」
ために ありますから ( 笑 )
オーナーさんは
「 スーパースポーツ 、 国産クラッシック 、輸入セダン 」 等々の
色んなモデルを 経験し さらに
「 アライメントでの操縦性の変化 も 何度も 経験済み 」 なので
「 本来の操縦性では無い 」 と 見抜いておられましたが
おそらく 「 この状態で 中古車として 購入した 」 方で
「 おかしい 」 と 見抜ける方は 殆どいないのでは ? と思いますね ・・・
では ・・・・
やりましょうね ~
この辺りは いつもの通り ・・・ どの車やるんでも変わりません
上げて ・・・ 「 リアサス 」 は こんな感じ ・・・
アームも スパンを 大きく取り 素晴らしい設計です
材質は コストダウンのため
「 アルミから スチールへ 」 と 変わっていますが
設計は 「 FD3S 」 から 、きちんと進化してます
ただ 皆さん 誤解しておられる方が 多いですが
「 アームのスパンを長くとる 」 のは
「 キャンバー変化を 緩やかにするため 」 ではありませんよ ( 笑 )
そんなものは アームなんぞ短くても
「 上下アームを 等長 かつ 並行 にする 」 ことで
「 対車体キャンバー変化は ゼロにすることも出来る 」 んですから ・・・・
( 対地キャンバーは もちょっと 複雑 ・・・・ 笑 )
アームを長くする目的は
「 ストローク時に タイヤが 横方向に動く ( 結果的に 車体が横方向に動く ) 」
ことをできるだけ減らすのが 目的です
「 アームを長くして 半径を増やし かつ 水平付近でストロークさせる 」
ことにより
「 この影響を 最小にすることができる 」 んですね
なので 「 バンザイアーム が いけない 」 のは
「 ロールセンター の変化 」 だけでは無く
この理由もありますね
こんなことは レーシングカーの設計では
「 1950年代後半 」 には 解明されてました
無事降りましたら ・・・・・
数字を診て ・・・・
まあ 、「 バネ ポン付け状態 」 にしては
「 まあまあ 」 ですね
さあ こっからは
セッティングしてゆきますか ( 喜 )
ほいほいほい っとぉ ~ 大雑把に合わせて ・・・
確認 ・・・・
ちょこっと 詰めては ・・・・
確認 ・・・・ で だんだん 詰めてゆきます
アライメントで 一番楽しいとこですわ ( 笑 )
最後は ・・・ きちんと トルク管理して ・・・
試運転 ・・・・・ ちょこちょこ 手直しして
終了です
いつも ありがとうございます
それと ・・・・ 「 ぶさいくなとこ 」 お見せして すみませんでした ( 汗 )
また 、 よろしくお願いいたします ( 礼 )