「 いろいろ やってました 」 です
うちでは 比較的 入庫の少ない 「 348 」 です
この子 ・・・・
雑誌の影響で 「 まっすぐ走らん 」 として
有名になりましたが ・・・・
当時から 自分 思っていましたが
あの個体の 症状は
「 ハブベアリング のガタ 」 、 「 タイロッドのガタ 」
もしくは 「 前後トー過大 」 、「 タイヤの不良 」 の時の典型的な症状 で
自分は 「 前後トー過大 」 の可能性が 一番大きいのでは ? でした
なぜなら 自分
「 348 で アライメントやって 直進性の悪い個体 」 を
「 ほとんど見たこと無い 」 からですわ ・・・
ボディが よれる ? フレームがたわむ ?
たかが 「 ストレート 200Km/h 」 くらいで ???
348は 確かに フロント 、リア ともに
「 アッパーアーム付近は そんなに強くない 」ですが
ロワー付近は 「 むしろ 355より ゴツイ 」 です
アッパー付近 も
「 スリック履いて サーキットでのタイムアタック 」 ならともかく
「 直線で たかが 200km/h 出した 」 くらいで
「 たわむ 」 ようには とても見えませんね
この子も 普通に仕上げて 試運転して
「 良好 」 になりました ( 笑 )
お次は
「 991GT3 」 です
この子と 「 アベンタドール S 、 SVJ 」 は
「 4WS 」 なのですが
制御は 自分が 見た感じでは
この 「 991GT3 」 と 「 アベンタドール S 」 が 「 ほぼ同じ 」 で
「 アベンタドール SVJ 」 が 少し違います
たぶん 「 年式の問題 」 で
おそらく 「 992GT3 」 では この
「 SVJ 」 と 同じ制御になっていると思いますが
( 992GT3 、まだ やったことありません )
おそらく 経年変化のために 対策として
「 少しプログラムを変えた 」 のでは ? と思います
( アライメント作業も 少し コツがいります )
どちらにしても ある程度 年月が経てば
交換の必要が出てくるのでは ?
と思いますね ~
自分は 「 4WS 」 好きにはなれませんが
新車で きちんと動いていれば
「 凄く乗りやすい 」 そうです
制御が 緻密になったんでしょうね
次は
「 アストンマーチン 」 です
このメーカーも 「 華麗なる変化 」 を 遂げていますね
全てが 「 上品 」 で
「 美しいクリスタルキー 」 や
「 落ち着いて上品な内装 」
派手過ぎず 、 けど カッコイイ エクステリア ・・・
「 イメージ造り 」 が 上手いです
走りは 「 スーパースポーツとしては 普通 」 で
特に 「 ハンドリングが 鋭い 」 わけでも
「 脳が寄ってゆくような 凄まじい加速 」 でもなく
「 ちょうどいい 」 って感じです ( 笑 )
「 ニュルのタイム 」 なんてのは
「 イタリアや ドイツの の若者 」 に任せて
自分は 「 VIP席から 観覧 」 って とこですかね ~
自分は 初めて 「 初代 ヴァンキッシュV12 」 見た時に
軽量化のために せっかくアルミ使っているのに ・・・・・
「 各部 めっちゃ ごつくて ・・・・ あんまり 軽そうじゃ ないなぁ ~ 」
だったのを 思い出しますね ( 笑 )
( 車重 1835KG )
同時期の 「 360モデナ 」 は
アームなんか 「 めちゃ 細くて折れそう 」 でしたから ・・・
車両重量 1430Kg
あれ ? こんなに重かったかな ?
確か 1300Kg くらいだったような ・・・・・ ?
も一度 調べてみると ・・・・
ああ 、 「 フェラーリ の カタログ重量 」 は 乾燥重量でした ( 苦笑 )
ちなみに 「 1290Kg 」 です ・・・・ 自分 これを 、 覚えてました
つまり この状態では 走れません
ここから 「 冷却水入れて 、オイル入れて ガソリン満タン 、その他 」
にて 動ける状態にしたのが ・・・・
車両重量ですね ~
う ~ ん フェラーリ 、 ちと 「 ずるい 」 なあ ( 爆笑 )
だって ~
ガソリン だけで 98リットル 「 73.5KG 」 ( 比重 0.75にて計算 )
オイルが 約 10リットルくらい で 「 8.5KG 」 ( 比重 0.85にて計算 )
冷却水 約 6.5 リットルで 「 6.5KG 」 ( 比重 1にて計算 )
バッテリー 「 約 20KG 」
これで 合計 「 108.5KG 」
後 30KGは ・・・・ 工具とか ウインドウウオッシャー液 とかかな ?
こうしてみると ・・・
「 モデナ 」 意外と重い ? ( 笑 )
まあ それでも 400KG ほど 差がありますけどね ~
ちなみに ・・・・
「 ケイターハム 」 ・・・・・
「 スズキの 660cc エンジン 」 積んだ
「 いっちゃん軽いやつ 」 なら ・・・・
「 490KG 」 です
う ~ ん 大方 重量差 ・・・ 「 ケイターハム1台分 」 かあ ( 爆笑 )
ですが 「 ケイターハム 1台分 の 金額 」 を
モデナの価格 に足しても
V12 ヴァンキッシュは 買えません ( 全て 新車当時の価格 )
アライメントは ・・・・ この子
「 ヴァンキッシュ 」 では ありませんが ( 笑 )
状態は 凄く良かったですね
誰か上手い人が 以前にやってあるようですわ
次は
ロールスロイスの 「 ドーン 」 です
「 近年の ロールスロイス 」 は 「 さすが 」 というべきか
「 アライメントの 不良を ドライバーに伝えにくい車 」 です
なので 試運転は 神経を 尖らせて 気を付けていないと
不良を 見つけにくいですね ~
「 オーナーさんには 良いですけど 」 ( 笑 )
アライメント屋には 気を遣う車です
いろんな意味でも ( 爆笑 )
この個体は 「 良い個体 」 でした
作業もスムースで 嬉しかったですね ~
難しかったのは この子
「 パナメーラ 」 です
車高が おかしくて ・・・・・・
原因を見つけるのに ほんと 難儀しました
あちこちから いろいろ アドバイスも 頂き
診断機つないで 「 ライブデータ 」 と にらめっこしながら
やっと 原因めっけました ( ホッ )
関係者の方々
「 その節は いろいろ 本当にありがとうございました 」 ( 感謝 )
ここが判れば
後は 簡単 ・・・・
けど ・・・・ 大変だったあぁぁ ~
急ぎ足で 最近のを 御紹介でした ・・・