
「 デトマソ 」 です
自分「 大好きなメーカー 」
なんですけど ・・・
なぜか うち あんまり 縁なくて
今まで セッティングさせて
頂いた のは
「 ヴァレルンガ 」 が 1台 、
「 パンテーラ 」 が 1台 の
「 計 2 台 」 だけ ・・・
近くで 見ると
「 あまりに小さい 」 ので
驚いた 「 ヴァレルンガ 」 は
世界的にも
「 ほぼ 最初の世代の
ミッドシップ 」 で
レイアウトは
「 Y型バックボーンフレーム 」 に
「 FRPボディ 」 をかぶせた
「 当時 最新のトレンド 」 で
造られてます
リア回りは
「 当時のフォーミュラ と同じ 」
「 ジャンパオロ・ダラーラ おとくい 」
の、 ロワー は
「 逆 Aアーム を 前方より
テンションロッドで
引っ張る形式 」 で
アッパーは
「 I アームを 前方より
テンションロッドで
引っ張る形式 」 ですわ
当時のこれ ・・・・
アライメント セッティング
ほんと 「 大変 」
なんですわ ( 苦笑 )
この時は
「 ジャンパオロ・ダラーラ 」 のが
「 新進気鋭の天才 」 として
頭角を表してきてる時ですね ( 笑 )
この人 ・・・・ 基本
「 あんまり 市販車は好きじゃない 」
様で、 ランボ時代は
「 レーシングカーの
図面は引けんから 」
って 辞めてますね ~
その時 図面引いてた
「 ミウラ P400 、 P400S 」

( 画像は P400S )
「 カウンタック の LP400
及び 400S シリーズ 1 」 や
「 ランチア・ストラトス 」 ・・・・
も 同じ形式ですね
それと ・・・
今回の話題の デトマソ ・・ の
「 マングスタ 」 も この形式です
で この設計は ここまで
次の 「 ミウラ P400 SV 」や、
この ・・・ 「 パンテーラ 」 は

こうなりますね ( 笑 )
(Youtubeより 引用 、
このパンテーラ 、
ストレート速いね ~)
見て わかる通り これは
「 市販車 」 として
進化してますけど
「 フォーミュラ 」 は
この形式には 絶対しませんね
この造り方だと 必ず
「 ゴムブッシュ 」 が必要となり
「 フルピロアッパー 」
にはできない構造ですから ・・・
この部分を見ても もう
「 ダラーラは もう
パンテーラには
かかわっていない 」
のが分かりますね
で 、 一つ戻り
「 マングスタ 」 です
このモデルは
「 セッティングしたことは無い 」
んですけど
「 土に還りつつある個体 」 を
見たこ とがあります ( 笑 )
驚いたのは
「 アメリカン (フォード)V8 」
を 搭載する
結構な車格のモデルにもかかわらず
シャーシ形式は
「 ほぼ ヴァレルンガ である 」
ってことですね
もっと 車重の軽くて パワーの無い
「 ロータス・ヨーロッパ 」
( これ 自分は
乗ったことありません ) や
「 ロータス・エスプリ」
( これは 乗りました ) も
「 Y型 バックボーンフレーム 」 を
採用してましたけど
この形式は
「 ねじれに弱い 」ので
( 中心は「 棒 」のようなもん)
重くて パワーのある
「 マングスタ 」 は
開発の時に
「 サスセッティングには苦労した 」
と思いますね
けど ロータスでも
「 F1 撤退時 」 に 残った
「 F1 チーム 」 が
当時
「 基本設計が 相当に古く 」
なっていた 「 エスプリ 」 を
最新のモデルに
遜色なく走らせてたのを
「 さすが F1 チームは 違う ! 」 と
感心したのを思い出します
確か 「 モータースポーツ誌 」 の
インタビューだったと思うのですが
関係者に
「 エスプリはどうですか ? 」
と聞いて
「 そりゃ ( 設計が古いので )
良いとは言えないさ 、
けど なかなか速いだろ ? 」
( 正確ではないがこんな感じだった )
と 答えてたのが
「 カッケー 」 でしたわ
「 ロータス・ヨーロッパ 」 も 現在
「関東のショップさん 」 が
「 ツクバを
恐ろしいタイムで
走らせてる 」
みたいですけどね ( 笑 )
「 マングスタ 」 も
(Youtubeより 引用 )
世界には 凄い人がいますね ~
「 デトマソ・ロンシャン GTS 」
なども
「 カッコ良かった 」 なあ ・・・・
(Youtubeより 引用 )
あんまり うちには
入庫がありませんけど ( 苦笑 )