
「 セリカ 」 です
この子が 発売される直前ごろには
「 販売のトヨタ 」 に対して 「 技術の日産 」 と言われてました
まあ 、 多少なりとも 当たってるとこもあったでしょう ・・・
「 トヨタ 70点主義 」 と言われて
最先端 、 極限の技術で 冒険するより
「 見栄えがよく 使いやすく 壊れない 」 ってとこを
重視する傾向にありました
対して 日産は 「 DOHC24バルブエンジン 」 を
発売したことの有る ( この頃は S20エンジンはもう無かった )
「 唯一の日本メーカー 」 として プライドが有り
「 技術の日産 」 は
「 メーカー公式のキャッチフレーズ 」 でした ( 懐 )
それが ・・・ この子が出た頃 ( 1980年台初め ) は
「 トヨタの大攻勢 」 が 始まった頃でした
出る車 出る車 全て 日産のお株を奪う
「 DOHC 4バルブエンジン 」
( 当時は 世界的にも珍しかった ・・・
フェラーリBB も カウンタックも 2バルブ 時代 )
そして ・・・・・ 日産の聖域として 大事に封印されていた ・・・

「 GT-R のネーミング 」 を ・・・・
当時 「 日産ファン 」 は 激怒したもんです ( 笑 )
さらに 「 DOHC4バルブエンジン 」 だけでも 「 凄い 」 のに
さらに その上 「 ターボ 」 までくっつけた
「 GT-TR 」 まで登場します
また 、 この子 「 セリカXX 」 譲りの
優れたシャーシ によるハンドリング もあり
「 販売のトヨタ 」 のイメージが ・・・
「 凄い車を大量に売ってる 凄いトヨタ 」
となった感じでしたねえ ・・・
その後 「 日産 」 は 必死で
「 R32GT-R 、 プリメーラ 、 シルビア等々 」 開発して
90年台初頭からの 「 怒涛の進撃 」 を初めますが ・・
自分たちは ・・・
「 トヨタを見なおした 」 時代の車ですわ ・・・ ( 懐 )
で 、 現車は
自分が 「 創業時代からいろいろ御世話になっている 」
ショップさんから
「 ステアリングまわり 、
やっとパーツが手に入ったので 組み直した 」 んで
「 アライメント バラバラやと思うし 、
いろいろ きっちりみといてな~ 、 ヨロシク ~ 」 です
がんばりましょう ( 喜 )
では受け入れの試運転 ・・・
「 ありゃ ? ・・・ なんか想像してたより
・・・だいぶ ・・・ 綺麗に走る ・・・ 」
とりあえず ・・・ 上げるかあ ( 笑 )

ひととおり 下準備して

数字出すと ・・・
「 おお ? なんか数字も めっちゃ綺麗 ?? 」
社長から
「 ラックのセンターも 一応みてあるけど
自信ないから しっかりみといてな 」
と聞いてましたが ・・
チェックしてみると ・・
これも 「 問題なく きちんと組んであります 」 ( 嬉 )
けど ・・・ 年式考えると
「 驚くほど アライメントの状態が良い 」 ですわ
潜ってみると ・・・

「 あ !!! 思い出した ・・・ この子 随分昔
( 10年くらい前 ) に やったことある !! 」
あとで確認すると 、 その時から
「 ほとんど 動いてない 」 そうで ・・
「 納得 」 ですわ ・・・
「 タイロッドの長さ が ちょっと
「 縮める方に 余裕が少ない 」 ので
キャンバーちょっといじって タイロッドに余裕出して
あとは 各部のバラツキちょっと修正して
試運転し 、 ちょこっと修正入れたら
「 完成 」 です ( 嬉 )
けど なんか この辺りの車 試運転すると ・・
「 自分が若なった 」 ような気になりますね ( 喜 )
やっぱり 「 クラッシックカー 」 好きな人は
ほんとは 「 当時の若かった自分を 買いたい 」
のかもしれませんね ( 喜 )
「 これから バブルに向かう 元気だった日本 」
を感じさせる 1台 でした ( 笑 )