
「 ターンテーブルのセンサー交換 」
をするつもり
だったんですけど ・・・ ( 苦笑 )

作業中に ・・・・
なんか ちょぅっ ~ と ・・・・
「 数字がふらつく 」 気がして ・・・・
センサーを 交換しようかな ?
って ・・・・・
「 15 ~ 30分 くらいで
済ませる 、かる ~ い 感じ 」
で 始めましたが ・・・

ひっくり返して ・・・・

こいつ ( ポテンショメーター ) を
交換するんですけど ・・・・・

ついでに 「 全バラ 」 して
グリスアップしとこかな ?

ここで 「 センサー 交換 」
しとけば ・・・
「 すぐ 」 だったのですけど ・・・

テーブル裏側から
ばらしてゆき ・・・・

中を 良くチェックすると ・・・・・
あれ ? 結構 「 摩耗 」 してます ・・・・
「 キャスター測る時に 回るだけ 」
ですけど ・・・
意外と ・・・・
消耗してますわ ( 苦笑 )
全然使えるレベルですけど ・・・・
これは 「 温存 」 して
ひどくないうちに
「 研磨 」 してもらうこと
にしましょう ・・・・
なので ・・
「 予備の 新品ターンテーブル 」
を出してきます ( 喜 )
まったくの 「 新品 」 ですけど ・・・・
「 バラバラにして 」 ・・・・

いきなり
「 オーバーホール 」 します ( 笑 )
なんで 「 新品をバラバラ 」
にするかというと ・・・・
「 結構長く 」 在庫してたので ・・・・
「 グリスが劣化 」 しているからです

写真で 判りにくいですかね ?
・・・ では

こんな感じで ・・・ ( 爆笑 )

ぜ ~ んぶ 綺麗に洗って ・・・

新品のグリスを ・・・・

ここも 綺麗に洗います ・・・・
一番 「 摩耗するとこ 」 ですね ・・・・
こ ~ いう
「 油脂類の劣化 」
はっきり見ちゃうと
「 スーパーカーのメカニック 」 が
「 数年以上放置された車 」
( スーパーカーは良くある ・・・ )
なんか
怖くて
「 いきなりセルなんか回せない 」
ってのが良く解りますね ( 爆笑 )
ところで 、
ターンテーブルの
ここの摩耗が進むと ・・・
「 磨耗した量だけ
ターンテーブルが沈む 」
こととなるんですわ ・・
で 、 ひどくなると 、
車の荷重が
「 センサーにそのまま掛かる 」
こと と なります ・・・・・
正規の状態なら
「 ゼロコンマ数ミリ 」 だけ
「 クリアランス取って 」
センサーには
「 縦荷重は掛からない 」
様に設計されてますが
そのクリアランスを超えて
「 摩耗が進んで 」
車の重量が直接掛かると ・・・
センサーなんぞ 、
「 ひとたまりもありません 」 ( 泣 )
今回のように早めに気が付けば 、
「 クリアランスの再設定 」 すれば
「 アルミのカバーも割れない 」 し
「 センサーも 長持ちしますね 」

あとは サクサク 組み直して ・・・・
コードつないで 「 ダイアグ画面 」 出して
「 抵抗値見ながら 0点設定 」 済ませて
( マニュアルでは
「 ここまでで完成 」ですけど ・・・ )
さらに 実際のキャスター画面にて
確認しながら
「 細かい修正 」 して行きます
こーいう
「 可変抵抗による
アナログコントロール 」 の機材は
「 セッティングの
良し悪しが もろに出る 」
んですわ ( 笑 )
マニュアルでは
「 誰でも出来るやり方 」 を
書いてありますが
「 工夫次第 」 で さらに
「 詰める 」 ことが出来るんですわ ( 笑 )
けど 単なる 「 センサー交換 」 が
予期せず
「 ターンテーブル2台の
フルオーバーホール 」
となりました ( 苦笑 )
うう ・・・・ 結構疲れた ・・・ ( 爆笑 )
うち
「 日本一
アライメントテスター
ばらしてる 」
アライメント屋じゃなかろうか ・・・
実は ・・
アライメントテスター等の機械
( 特に輸入品 ) は
発売と共に ・・・
「 メーカーのサービス 」 は
以下のように進みます
1. 新製品で売り出す ・・
2. トラブルが出る ・・・
使い方も良く呑み込めない
状態で 原因がなかなか判らず
難儀する ・・・
3.1 ~ 2年もすると
大体のトラブルは 把握でき 、
スペアパーツも充実するが
「 原因不明 」 のトラブルも
いくつか残り 難儀する ・・・・
4. 3 ~ 4年経つと ほとんどの
トラブルも出尽くして
ほぼすべてのケースに
対応できる ( 嬉 )
5. 次のモデルが出る ・・・
で 「 1.に戻る 」 んですが ・・・
「 既存機種のサービス 」 は
普通 、 まだ大丈夫ですね ( 喜 )
「 パーツのストックも豊富で
ノウハウも十分 」
ですから ( 笑 )
6. 6年以上 ・・・・ 経つと ・・・・
サービスの新入社員は ・・・
「 新品見たことありません 」
ベテランは ・・・・
「 お 、 懐かし 、 こんな機種
あったあった !! 」
状態です ( 苦笑 )
先輩社員に 尋ねると 、
え ~ と 、
「 本社の 何々さんに聞いてみ 、
たぶんまだパーツあったと思うわ 」
状態となります ・・・・ だって
「 新しくパーツの補充 」
しなくなってますから ・・・
このくらいの時は 、 もう、
最新機種の 「 2.状態 」 と
ひとつ前の 「 3.状態 」 で
「 サービスは手一杯 」 ですから ・・・・・
7. 10年前後かな ?
ここが 「 上がり 」 状態です ( 泣 )
メーカーより 、
「 サービス終了のお知らせ 」
が送付されてきます ・・・・
これに対応するためには
① 「 本体を 頻繁に買い換える 」
( 機械に慣れて 「 クセや弱点 」
判るのに 「 時間かかる 」 のが難点 )
もしくは ・・・
② 「 現行機種が生産中に
できるだけ大量の
パーツを買い漁る 」 か ・・
ですね ・・・
自分は
「 使い慣れた機材を 変えたくない 」
ので 「 ② 」 なんですわ ( 笑 )
自分にとって
「 アライメントテスター 」 は
「 兵器 」 なので
「 弾 ( スペアパーツ ) が無い 」
状態は 許せないので ・・・・

常に切らさない様に補充してます ( 笑 )