
「 デアゴスティーニ 」 です
本屋で 「 F40 」 衝動買い してしまいました ・・・・・
実は 、 自分 これ 「 延べ 数十台 」 見させていただきました ・・・ ( 懐 )
この子 最初は 「 限定車 」 だった筈ですけど ・・・・
「 むちゃくちゃに売れる 」 ので ・・・
当時のフェラーリも 「 喜んで 」 ・・・・
「 1987年 」 デビューにもかかわらず ・・
なんと !!! 「 1992年 」 までの 5年間に
総生産台数 「 1300台 」 とも言われる 台数が生産されてます
こうなると もう 「 当時のフェラーリの規模 」 からすると
「 ヒット作 」 ですね ( 笑 )
この子 「 誤解されやすい 」 のは 「 カーボンモノコックシャーシ 」 と
勘違いされやすいですけど ・・・
基本 「 鋼管スペースフレーム 」 に
「 複合素材で補強を入れたもの 」 となります
自分は 「 そのほうが良かった 」 と思っています
なぜなら 当時の最新技術の 「 カーボンモノコックシャーシ 」 が
20年 、 30年 経った時の
「 経年変化 」 なんて 「 誰も知らなかった 」 んですから ・・・
フェラーリのように 「 長く生きる 」 車に関しては
信頼性のある 「 枯れた技術 」 の
「 鋼管スペースフレーム 」 のほうが 「 確実 」 でしたね
その後 「 カーボン 」 に対する ノウハウも積み重なり
次の 「 F50 」 で 初めて 「 カーボンモノコック 」 となります
実は 自分 「 F50 」 には 縁が無く
「 アライメント作業 やったことありません 」 ( 苦笑 )
相当な 手間の掛かる車とは 聞いています ( 怖 )
( リフトに上げてあるのを 下から見たことはあります ・・・・ )

んで 「 付属の説明文 」 見てると ・・・・
「 地上高は コクピットで 3段階の調節が可能 」 となってましたが ・・・
これ 「 91 、 92 のラストモデルだけ 」 のことですね ( 汗 )
それも 「 フロントのみ 」 で 平たく言うと ・・・・
今の 「 リフター 」 ですね ( 喜 )
ただ 不思議なのは 「 ON 」 と 「 OFF 」 のみではなく
「 中間 」 が設定されていたことですね ?
制御も 複雑になるし 、
「 そもそも用途が判らん ? 」
どーして 「 中間で止めたい 」 んだろ ???
これ あくまで 「 段差乗り越え用 」 で このまま走ると
「 ロール軸 」 も 「 空力パーツの迎え角 」 も変わるんですけどね ・・・
で 「 もひとつ面白い 」 のは 注意深くイラストを見てもらうと
「 アームの取り付け穴 」 が
「 下側にもうひとつ用意されている 」 ってことですわ
これは 「 何のためにあるか ? 」 って ~ と ・・・
「 ロールセンターを調節する為の穴 」 ですね
こんなもん 「 市販車では 見たこと無い 」 ・・・・ いやもとい ・・・
「 ランチア・ラリー037 」 以外では見たこと無い ( 爆笑 ) ですわ
ただ 「 ロール剛性を下げる 」 方なのが ・・・ 「 惜しい 」 ですね
( デフォルトでは 「 ロール剛性の高いほう 」 になっている )
ま 、 何らかの事情で 「 車高を上げたい 」 時か ・・・
「 より深くロールさせたい ? 」 時には 有効ですね ( 苦笑 )
けど この子 もう 「 名車なのは疑いの無い車 」 です
これ 当時も 「 普通は許されない 」 作り方してます
つまり 「 ちょっと前の レーシングカー 」 に ・・・
「 ナンバー付けて 売ったろ 」 です ( 爆笑 )
「 創業当時のフェラーリのやり方 」 ですね ・・・
この頃は
「 実際に 実戦で使ってたワークスマシン 」
シーズンが終ると 「 使い道の無い粗大ゴミ 」 となるので
( チームとしては ・・・ ですよ )
普通は 、 「 いるもん外して 廃棄 」 して
「 新しいマシンの製作 」 に 没頭するんですけど ・・・
( 大体 レーシングチームは 「 ナンバー付き 」 に興味が無い ・・・ )
「 フェラーリ 」 は
「 もったいないから ナンバー付けて 売っちまえ ~ 」 で ・・・
「 翌年の活動費の一部 」 としてました
こんなもん ・・・・・ 「 図抜けて速い 」 のは 「 あったりまえ 」 です
「 だって 本物のレーシングカー 」 だもの ( 爆笑 )
けど こんなことは 「 大戦後しばらく 」 までの話で ・・・
1950年台末には もう ・・・
「 レーシングカーとストラダーレは 完全に違うもの 」 となっていました
これを 「 1987年に もう一度やろう 」 と 言うんですから ・・・
「 社長の存命中に 」 という 「 熱い思い 」 もあったでしょう ・・
出来上がったものは 「 スクープ写真で見るだけ 」 でも ・・・
「 これは ナンバー付けられんだろ ? 」 ( 爆笑 ) でしたが ・・・
さすが 「 フェラーリ 」 ・・・ 「 市販してしまいました 」 ( 驚 )
ま ものは ・・ 「 ほんとに ちょっと前のレーシングカーそのもの 」 ですわ
こんなのは 「 替わりになる車なんぞ あるわけ無い 」 ですわ
こうして 「 F40 」 ・・・ 「 孤高の存在 」 となりました
実際に見ると 「 F40 」 どこにも 「 無理してない 」 んで
エンジンパワーも 「 478PS 」 は だいぶ押さえてあるようで
「 600PSくらい は 普通に出る 」 ようです
足回りも 「 クラッシック 」 といって良いほど
「 枯れた技術 」 ( =ノウハウが豊富 ) で
整備性も良く ・・・ 今でも ほとんど全ての車は
「 良い状態 」 を保っていますね
けど ・・・・
「 デアゴスティーニ 」 ・・・・ 1/24 としては 「 破格に安い 」 と思ったら ・・・

「 手 抜きすぎ 」 やろ ~
「昔 アライメントテスターの技術打ち合わせ 」 で イタリアに行った時に
「 出来の良さと 価格の安さ 」 に驚いた 「 ブラゴ製 」 なのに ・・・・ ( 悲 )
当時 ( 1992くらいだったと思う ・・・ ) の
「 1/18 の F40 」 ほんとに 驚いたけどなあ ・・・