
「 F355 」 です
実は、 自分 「 フェラーリの新車 」 知ってるのは 「 F355 」 からなんですわ ・・・・
そう、 自分 「 348の新車 」 見たことありません ( 泣 )
ちょうど 独立して 「 アライメント屋 」 始めたときが
「 F355 」 末期に近かったです
なので、 この子は、 「 新車 」 も 「 よ ~ さん 」 見ました ( 笑 )
「 F355 ベルリネッタ 」 、 「 F355 スパイダー 」 、
「 フィオラノ ハンドリングパッケージ 」
「 XR シャーシ 」 、 「 チャレンジ 前期 」 、 「 チャレンジ 後期 」 、
ちょつとだけ存在した 「 F1 マチック 」 等々 ・・・・・
「 初めて セッティングしたフェラーリ 」 も 「 F355 」 でした ・・・・・
実は これが 「 オーナーの方に感動してもらって 」
いろいろ 「 フェラーリ 」 セッティングしはじめる
「 きっかけ 」 になりましたが ( 懐 )
その時は 、 「 超 緊張した 」 のと、
「 アンダーカバー はずすのがめんどくさい 」 のに
「 驚いた 」 のを 思い出します ・・
今では 「 F355 」 アンダーカバー
「 めちゃはずしやすい 」 方に入りますが ・・・ ( 笑 )
あれから 「 20年近く 」 ( 年式による。 94 ~ 99y ) たちまして
自分の中では F355は 、 「 クラッシック フェラーリ の完成形 」 ですね ( 喜 )
デビューした時も、 当時の 「 国産スポーツ 」 のサス 見慣れた目には
「 古臭く 」 写りました ・・・・・
けど 乗って見ると ・・・・
「 設計古くても、 詰めれば こんなに良くなる !!! 」 でした ( 驚 )
「 ポルシェの 930系 」 も 同じ様に思いましたが
( これは自分 「 新車 」 知りません ・・・ )
年代が 「 ちと違って 」 このときは ポルシェ 「 993 」 だったので ・・
設計の考え方は 「 993 」 の方が
「 全然 新しくて今風 ( 当時としては ・・・ ) 」 でしたが
どーして どーして 「 F355 」 できたもの ( 長年詰めてきたもの ) は
「 相当なレベル 」 でしたねえ ・・・
では 「 受け入れでの試運転 」 です
あ、 要望は 「 車高変えたので、 きっちり見といて 」 です ( 喜 )
「 うん なかなか 綺麗に走ります 」
では、

「 下準備済ませて 」 ・・・・・
「 1G 掛けて 数字出してみると ・・・・ 」
うん 「 前にセッティングした人 」 コンセプト はっきりしてます
「 ノーマルデータ に忠実 」 に 作業してますね
「 上手い 」 です
「 リアのスラスト 」 も ほぼ 「 ゼロ 」 で 「 キャンバーも 揃って 」 ます
さすが 「 このあたり 」 は 「 上手い人 」 やってることが多いですね
では、 ウチも 「 これだけやってる アライメント屋 」 なので
こっから 「 詰めましょう 」 かね

キャスタ 測っても ・・・ 「 意図してか ? 」 上手く決めてます ( 感心 )
今の状態が 「 良い 」 ので これは 大きく変えず ・・・・

「 いっしょ ~ けんめい 」 細かいとこ セッティングしてます
「 めんどくさい 」 んですけど 「 好き 」 なんですわあ ( 喜 )
ここが この子のセッティングで 「 一番 楽しいとこ 」 なんです ( 好 )
ただ、 「 綺麗に シム 入れる 」 ために 「 素手で 」 やるのですが ・・・
「 再測定 」 のたびに ステアリング切るので ・・・
「 手 綺麗に洗って 手袋 はめなおす 」 のが ・・・・ ( 苦笑 )
ちょっと 「 はまる 」 と どんどん 「 時間だけが過ぎて 」 ゆきますね ( 笑 )
この子は 「 素直な個体 」 だったので
「 比較的スムースに 」 ( 喜 ) ゆきました

ここが決まると、、 「 先に おおざっぱ にあわせておいた 」 リアに ・・・

移って 仕上げてゆきます

終って 「 試運転 」 です
このあたりの車重で 「 ホイルベースが 比較的短い 」 車は
「 違いが判り易い 」 ので 「 やりがいがあります 」 ね ( 喜 )
