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「 512TR 」 です
 
最後の 「 水平対向12気筒系 」 です ( M と TR は ほぼ同じ )
 
今見ても 「 カッコイイ 」 ですねえ ( 喜 )
 
このシリーズを最後に 通常の12気筒モデル 
 
( スペッチアーレでないカタログモデル ) は
 
「 フロントエンジン 」 となります
 
当時は、 ずいぶん残念な気がしたものです ・・・・
 
このあたりのモデルは、 「 味 」 が かなり 「 濃い 」 ですねえ ・・・
 
パワステの無いハンドルは 少し重く
 
ミッションは 例の 「 ガ コッ 」 って入る独特のフィーリングで ・・・
 
踏み込めば、 あたまの後ろで 「 良い音 」 を奏でながら ・・・・
 
トルク感ある 「 5リットルエンジン 」 は 「 もっと もっと 」 と回りたがります
 
ストレートでの安定感は、 年式を感じさせません
 
これぞ、 「 12気筒クラッシックフェラーリの完成形 」 って感じです
 
で、 受け入れでの試運転で ・・・・
 
「 おお、 割と綺麗に走るなあ ・・・・ 」 で
 
試運転を終えチェックすると ・・・・
 
!!!! すげえ ・・・・ タイヤ 「 20年物 」 です
 
驚いて 細かくチェックすると、 ショルダーには 細かいひび割れがあり
 
「 悠久の時 」 を感じさせます ( 笑 )
 
ただ、 これが 「 意外とフィーリングがいい 」 ので ・・・・
 
驚きました ・・・・・ 調べると 「 BS 」 の 当時 「 フェラーリと相性最高 」 と言われた
 
「 エクスペディア 」 です
 
保管状況も 最高だったんでしょうが
 
このフィーリングは、 驚きです ・・・「 BS 」 すげえ ・・・・・
 
「 激安輸入タイヤ 」 なんかは 「 新品 」 で これより劣るの いくらでもあります
 
オーナーに、 お伝えすると 即決 「 あ、 換えるわ 」 です
 
この子 「 愛されて 」 ます ( 喜 )
 
では 、 がんばりましょう
 
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いつものようにレベルを出して
 
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外すもん 外して 
 
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ついでに綺麗に ・・・ ( 笑 )
 
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んで、 「 1G 」 掛けて 数字出すと ・・・
 
「 やっぱり かなり綺麗 」 です
 
「 メーカー製造ライン 」 か 「 日本でやったのか 」 は はっきりしませんが
 
「 相当上手い人 」 がやってます ( 驚 )
 
ま、 うちも 「 アライメント屋 」 なので 「 負けられません 」 ねえ ( 笑 )
 
では、 「 512TR、 512M 、 F355 」 は 年式から
 
「 ちょっとめんどくさい下準備 」 が必要なので 先にやっときます
 
で、 きちんと済ませたら ・・・
 
大好きな 「 めんどくさく、 辛気臭く 、 楽しい 」 作業の始まりです ( 喜 )
 
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ごちゃごちゃ やって ・・・

 
仕上げてゆきます
 
時間は、かかるのですが このあたりの年式の 「 フェラーリ シム調整 」 は
 
「 いやっちゅーほど 」 やったので ・・・
 
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 特に問題なく ・・・
 
自分の試運転した感じから 「 数値 」 を決め ・・・・
 
仕上げます
 
最後、 仕上げの試運転 
 
ん、 よっしゃ 狙い通り ( 喜 )
 
で終了です
 
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でもやっぱ
 
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「 絵 」 になりますねえ ・・・
 
で、 オーナーが引き取りに来られ ・・・
 
おかえりの後、 すぐに電話が ・・・
 
忘れ物かな ・・・・ ?
 
「 まったく 転がりが違うわ、 全然変わった 」 とのコメントが ・・
 
ありがとうございます 励みになります ( 喜 )
 
この子、 最初もかなり良かったので
 
いろいろ 手は打って 良くしたのですが、 
 
判ってもらえるか ? 心配でしたが ・・・
 
杞憂でしたね 、 さすがです 
 
ありがとうございました ( 多謝 )

 

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