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「 アリスト アライメント調整 」 です
 
これも名車ですねえ ・・・
 
バブルの時代に設計された車
 
どれも 「 ふんだんに お金かかった 贅沢な作り 」してますが
 
この子、 当時 ( 今でも ? ) 他には例のない
 
「 4ドア ハイパワースポーツクーペ 」 で
 
ジャンルで 近いのは 「 ベンツ W219 CLS 」 でしょうか ?
 
「 トヨタ 」 意外と 「 冒険 」 するメーカーで
 
「 MR2 」 や 「 セラ 」 など 大メーカーとは思えんような
 
個性的なの出してきます ( 喜 )
 
ほとんどが、 商業的には 
 
「 成功 とは 言えん 」 ような感じで終わるのですが
 
「 アリスト 」 は 「 大ヒット 」 して 
 
当時の 20代、 30代の 憧れとなりました ・・・・
 
モデルチェンジした 「 2代目 」 のこの子も
 
豊富な開発費で、 贅沢に作られてます ( 喜 )
 
で、 この子
 
「 リアのタイヤが 減りが早いのでよろしく 」 です
 
では がんばろー
 
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 いつものように 「 レベル 」 取り
 
「 1G 」 掛けて
 
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「 測定 」 すると
 
おお、 フロントは、かなり綺麗です ( 笑 )
 
リアは ・・・・・・
 
ん、 はっきり症状出てます ( 喜 )
 
アライメント屋にとっては、 こーいうのは 比較的簡単に直ります ・・
 
では、 ずれの大きい リアを おおざっぱに合わせてゆきます
 
( 他の数値に誤差が出るため )
 
で、 次に フロントの キャンバーが 「 ポジティブ 」 なので
 
これを直してゆきます
 
ただ、 「 初代アリスト 」 は キャスターと キャンバー が
 
「 別々にセッティング 」 できたのですが
 
この子は、 キャスターのカムが廃止になりました ・・・・
 
何考えてんだろ ?
 
新車の設計者の方
 
キャンバカムを ロワアーム付け根に持ってきて、 
 
かつ テンションロッドに
 
カムを設けない場合は、 
 
「 テンションロッドは、 前から持ってこないといけない 」 
 
でしょうが ( 怒 )
 
このように、 テンションロッド 「 後ろ引き 」 にすると
 
「 セッティングが すごく難しくなる 」 でしょ ( 怒 )
 
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「 図面屋さん 」 なら 常識でしょう ?
 
「 ぷんぷん 」 ですが ・・・・
 
ま、 難しくても やってゆきましょう
 
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なぜ、 これが 難しいかというと ・・・・
 
キャンバ、 少し動かすと 「 キャスタ 」 大きく変わります
 
また、 お互いに 「 逆方向 」 に動くので
 
折り合いをつけるのが ・・・・・
 
幸い この個体は このあたりの状態が良かったので
 
割とスムースにゆきましたが ・・・
 
で、 前を決めたら、 も一度 リアに移って
 
細部を詰めます
 
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ここまで来ると あとは簡単
 
一通り仕上げて試運転
 
「 お、 一発で決まった ( 喜 ) 」
 
比較的、 スムースにゆきました 
 
やっぱり、 いろんなところ、 日本車 「 やりやすい 」 です ( 笑 )

 

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