
「 キングピン角度 」 です
前回の補足です
ここで 「 ピンクの線 」 が フロントの 「 旋回軸 」 です
「 上の赤丸 」 が 「 アッパーマウントの軸の中心 」 です
「 下側の外側の赤丸 」 が 「 ロワアームボールジョイント 」 です
「 下側の内側の赤丸 」 が 「 ロワアームブッシュ中心 」 で
「 青い線 」 が 「 ロワアーム 」 だと思ってください
これを前から見たときの ( 鉛直線に対しての )
「 傾き 」 が 「 キングピン角度 」 となります
K.P.A. ( キング ピン アングル ) とか
K.P.I. ( キングピン アクシス インクリネーション ) とか
S.A.I. ( ステアリング アクシス インクリネーション ) とか
( ま、こいつは 訳すと 「 ステアリングの 軸の 傾き 」 になるので
個人的には、 これが一番正確な呼び方かな? と思いますが ・・・・・・ )
アライメントテスタの メーカーによって 呼び方は変わりますが、
ま 「 同じもん 」 ですわ ・・・・
上から見ると こんな感じ

「 黄丸 」 が ロワアームピポッド、 「 青丸 」 が アッパーマウントピポッド です
繋いだものが、 「 旋回軸 」 です
( 車体の色が、 赤なので 旋回軸は 「 黄色 」 で示してあります )
ここからわかるように、 「 旋回軸 」 は 「 3次元 」 に 傾いてます
これを、 わかりやすく、 「 前から見たもの 」 を 「 キングピン角度 」 と呼び、
横から見たものを 皆さんおなじみの
「 キャスター 」 と 呼ぶことに 「 決めました ・・ 」
( も、 キャスターは、 良くご存知と思いますから、 写真は省きます。 失礼 ・・・・ 笑 )
つまり、 キングピン角度と キャスターは、
同じ旋回軸の 「 見る方向を変えたもの 」 に過ぎんのですわ ・・・・