
「 ポンティアック ファイアーバード の トランスアメリカン " サードモデル " 」 です。
2000年代の、 「 アメ車 産業革命 」 以前の 「 濃い 」 モデルです。
このあたりの、 アライメントは、 違った難しさがあります。
最近のフェラーリ、ポルシェ あたりが、 ダーツの中心を狙う感じとすると、
このあたりの 「 濃い 」 モデルは、 遠くの池を狙って、 思い切り石を投げる感じですね。
「 このあたり 」 を決めるのが、なかなか難しいです。
実際の作業も、なかなかにハードル高く、

いったん、 大雑把に、キャスター 決めて、 キャンバを、 いっぱいに起こします。
そこから、 ネガティブ側に、少しずつ数値追い込んでゆきます。
なぜか ? 調整 「 一方通行 」 だからです。
起こすほうには、 「 1G 」 かけると、 動きません。
また、 油断して、 緩めすぎると、 「 ガコッ 」 と、終点まで急行します ( 泣 )
こうなると、 「 ふりだしにもどる 」 状態で、 また最初からプレーできます。
「 リセットボタン 」 ですね・・・・・・・・ ( 号泣 )
でも、 アライメント屋、 これもたくさんやったので、 そんなヘマもなく、終了。
あ、書き忘れましたが、 受け入れの試運転で、 結構きつめの左流れ・・・・
で、 一通りやって、再度試運転・・・・・・
ありゃ、 右流れに・・・・ やりすぎた。
このあたりの年式、 ほんとに難しい。
再度やり直し、 今度は OK
ちょっと手直しして、終了。

産業革命前のアメ車、 なかなかにハードル高いです。
いつも思うのですが、 アストロあたりのシム、 手探りで入れるのも、
めちゃ難しいのですが、
こんなことやってる 「 アメリカ人 」
ほんとは、 めちゃくちゃに 「 器用 」 じゃないのかな・・・・・・?