
チャレンジとカップって、競いながら、どんどん進化してゆきます。
( 画像は、チャレンジでは無く、本文とは関係ありません。 )
初めて、このての、レースカーやったの、F355チャレンジでした。
1996yモデルでした・・・・・。
( この前の348チャレンジは、残念ながら、現役で走ってるレースカー
は、やったこと無かったです。 )
最初に見たとき、あー、やっぱワンメークレースカーは、
ほとんどノーマルだな。
と感じました。
バネ、ダンパー、ブッシュ、ホイルナット、タイヤ、ホイル
あと、ロールバーくらいじゃなかったかな?
ちゃんと、ハンドルは切れましたし、ミッションは6MT
サイドブレーキは、無かったような・・・・・。
なんと、エアコンの配管まで残ってました。
メクラ蓋してましたが・・・・ 。
なんか、993のRSより、ちょっとサーキット寄りかな? って感じでした。
このとき、対するポルシェの993は、カップレースやってなくて、
カップカー、もちろん見たことなかったです。
替わりに、RSRや、GT2レーシングはセッティングする
機会があり、
アライメント屋、この辺りは、違うカテゴリーだと認識してたので、
逆に、驚くほどノーマルのパーツ残しているのを
さすがポルシェと、驚きました。
対して、355チャレンジは1998yから、
ウイングが付いたりして、だいぶレーシングカーっぽくなってきます。
外装パーツ類も、カーボン製のバンパーなんかが付き始めたのも、
98からだったように思います。
レギュレーションは、驚くことに、アライメント ( キャンバー )
の数値まで決められてました・・・・。
いまだに、ここまでうるさいの、他のカテゴリーで見たことないです。
それで、全般に、バネレート、上級ドライバーが
スリック( コントロールタイヤ 当時 )で、
タイムアタックすると、バネレート足らず、
「 パッカー 」 でごまかしてました・・・・・。
注.
パッカーとは、ダンパーロッドに入れるシムのことです。
これを入れることにより、ストロークの最後で、バンプラバーに当て
バネレートを上げる。 というものです。
ただ、バンプラバーは、コイルスプリングなどとは違い、
圧縮されると、急激にバネレート上げるので、
セッティングが、めちゃ微妙で、入れすぎると、いきなり
ノーサスに近い状態になり、ズバッと流れるので、普通使いません。
ただ、当時、ダンパー、バネ、他、ほとんど交換できないレギュレーション
だったので、苦肉の策でやってました
( 車高、パッカーの部分はアライメント屋の担当外でした。 )
次に、360チャレンジになり、初めて見たとき、驚きました・・・・。
こりゃ、もう道路走れるレベルじゃない・・・・・。
F355時代とは、レベルが違う。
( 355チャレンジなら、物理的には、全然普通に 「 道路 」 走れます。 )
完全に、「 サーキットのみ 」 のレーシングカーです。
ハンドル切れない、発進はギクシャクする。
( スタート時は、ローンチ 使う )
本気のレーシングカーでした。
対してポルシェは、996カップカー 出してきました・・・・。
こいつは、電動ファンまで無くした潔さ。
( もし道路走れば、信号待ちでオーバーヒートしますね )
GT3Rなら判るが、単なるワンメークレース用のハコ車が
恐ろしいタイムで走ってます。
ドライバーも、997時代になって、
「 少しのミスも許されない 」 緊張感だそうです。
アライメント屋、 「 ドライバー 」 じゃ無いのでわかりませんが、
すごい世界なんでしょうねえ・・・・。