
F355です。 確かまともに見た、
初めてのフェラーリだったような・・・・( 98年くらい。 )
それまで、ポルシェはだいぶやってたのですが、
フェラーリは、あまりなじみがなくて、
ドキドキしながら、やりました。
初めてのときは、リフトアップして、下から見たら・・・・・・・。
「 なんだ、 自動車やん・・・・。 」
その時、よくやっていた、ポルシェの930系が、
かなり自動車離れしていたので、
(めちゃめちゃ独創的でした・・・)
それから比べると、結構普通でした。
それも、意外と、 サスの設計が 「 古い 」 と感じました。
リアは、台形アームは、
ブッシュのたわみによってのトーコントロールの概念はなく、
ブレーキングでも、横G入力でも、トーアウト方向に動きます。
しかも、 台形アームの4点ピポッドの上下アームは、
回転軸は、片側4本となり、
この形式は、完全ピロボール化はできません。
ところが、乗ると・・・・・。
速い !!!( 当時は、1線級 ) それに、レスポンス凄い!!!。
いい音する。 それに乗りやすい !!!。
古臭いテクノロジーでも、
磨き上げるとこうなるんだ !!!。 でした。
当時、フェラーリ、ポルシェ、ロータスなどは、
既存のシャーシを、
10年、20年かけて磨き上げてゆく、なんていう方向でした。
なんとなく、回りの人間は、
「 フェラーリなんか、遅いし、壊れるしダメだよ 」
なんていってましたねえ。
あとで確認すると、
10年から15年落ちの、308などと、最新のGTRや、
シルビアなどの、チューニングカーと比べてました。
ファーストインパクトは、
「 フェラーリ、凄いやん !! 」 でした。
最近、何台か355やりましたが、
さすがに、パワーはもう驚きませんが、
乗りやすさ、音質は、「 さすが 」 で、 変なギミックもないし、
やっぱり 「 名車 」 ですね。
あーそうだ、アライメントは、作業は、結構面倒ですが、
シムの調整は、確実なので、アライメント屋、大好きです。