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社用車の過去の 「 トレッド剥離 」 の写真です。
 
なぜ、この写真を載せたかというと、
 
最近考えさせられることがありました。
 
写真は載せられませんが、過去、
 
サーキット使用の Sタイヤ でトレッドブローが、起きたタイヤが
ありました。   
 (バーストではありませんよ。  
     トレッド温度が150度以上になり、
                       スポンジ状になることです。)
 
われわれ、アライメント屋も、車を見て、ドライバーの経験などから、推測して、
メカニックの方々と、相談しながら、 ベストセッティングを探って行くのですが、
 
少し踏み込んだセッティングで、IN、OUTの温度差が激しく、走行中に、150度越えになり、
30分の走行でトレッドブローしてしまったタイヤがありました。
 
(当たりは、結構綺麗でしたよ。)
 
そのタイヤは、1200Kg 、300ps 程度では、問題がないようですが、
 
1500Kg 、500psには、余裕がなく、ベストセッテングしてもぎりぎり持つかどうかのようです。
 
おそらく真夏は、耐久は辛いと思います。
 
今の車で、ノーマルで、 1500Kg、 500psは珍しくありません。
 
レーシングタイヤの安全率は、1が望ましいといっても、プライベートドライバーは、
タイヤを自分で買うわけですから、メーカーには、もう少し余裕を持った設計を
していただきたいと感じました。
 
(考えれば、80年代のF1以上のパワーで、 車重は、2倍ですから、 タイヤも辛いでしょうな・・・。)
 
最近は、各メーカーディーラーでは、ほとんど全部、承認タイヤがあり、それ以外は履かせません。
 
( レース使用では、全く関係ないですが・・・・・・。 )
 
極端な話、姉妹車で、同じシャーシで 同じサイズでも、ブランド違えば、タイヤが
違うのです。  更にその上、右用、左用があるものもあります。
 
ストリート使用でも、5年、10年たった、ビンテージ物のカチカチになったタイヤ
(スーパーカーは多い) 換えてあげると、別の車のようによみがえるケースが多くあります。
「新鮮で」 (これ重要、タイヤは生もの) 
 
高価な良いタイヤは、それだけのことはありますよ。
 
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尚、この写真のタイヤは、過去にパンク修理しておりますので、不良タイヤだったわけでは、
ないですよ。  ( 記事とは関係ありません )
 
(長期間酷使しました。 早めに交換しないとダメですね。 どうしても4ナンバーは、
よく働くのに、余り面倒見てやらないので、いけませんね。 ) 

 

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