イメージ 1
 
 暇なときや長期休暇は、機材の点検してます。
 

 この間は、センサーのベアリング交換をアップしましたが、

 

その後、使えるようにするには、

 
キャリブレーション(較正)が必要です。
 
例のポテンショメーターは、
 
基点があり、360度回って基点に戻るタイプです。
 
ゆえに、使用する範囲に、基点が入らないようにして、
 
なおかつ、中間くらいの抵抗値に、 
 
0点 を持ってくる必要があります。
 
(実際は、適切な範囲で無ければ、
         アプリ側で拒絶し 0点 の登録が出来ません。)
 
上の 写真の センサー較正用ゲージにセンサーを取り付け、
 
抵抗値のセッテイングをします。
 
イメージ 3
 
サービスマン用のパスワードを入力すると、
 
イメージ 2
 
 センサー調整用のモードに入り、
 
適切な抵抗値にあわせて、 「0点 登録」 をします。
 
すると・・・・・・・・。
 
イメージ 4
 
めでたく、センサーが、 「ゼロ」 を記憶します。  
 
これで、センサーの使用準備が出来ました。
 
・・・・・・・・・・・けども、ウチは、もう一歩踏み込みます。
 
イメージ 5
 
 この、センサー較正用ゲージ、果たして信用できるのか? 
 
で、レベルのチェックして、前後左右の平行、垂直を確認します。 
 
結果、僅かですが、前後のキャンバー並行度がずれています。  で、
 
イメージ 6
 
 シム入れて、平衡度を調整します。 これで OK。
 
うちのセンサー較正用ゲージ幾つもありますが、
 
メーカーを丸ごと信用するのではなく、
 
疑ってかかります。      
 
こうして全てのゲージは、全て事前に調整してあります。
 
センサー、作業台のレベル、数値の入力、
 
クランプの付け方、どこでミスしてもアウトです。
 
「テスター」   ダメなら、シャレになりませんからね。

 

にほんブログ村 車ブログへ