私って、世間でいわれる「推し活」に興味がありませんでした。
歌手、俳優、いわゆる芸能人は私にとって二次元の人たち。
つまり触れることの出来ない男性は、アニメのキャラクターと同じ位置づけなのです。
でも今、WOMANドリームプレゼンテーション(略してWOMANドリプラ)という、女性が夢を語る活動に出会い、ボランティアとして全国に広める活動が、私の初めての ”推し” です。
もう14年も続いているWOMANドリプラ、現在15回目のプレゼンターを募集しています。
さて、WOMANドリプラと深く関わることになった昨年に遡ります。
壇上に立った7名のプレゼンターは、ごく普通の女性たち。
子供のいる人、いない人、独身の女性、シングルマザー。
それぞれが自分の夢を語ります。
・全国のストリートピアノで弾き、「Happy縁ターティナー」になりたい。
・農業から人を変え世を変え、社会をも変える。未来ある子ども達のために、幸福も産みだす農業へ
・笑顔で夢を叶える、筆文字アーティスト日本一になる。
ただ、彼女たちの 過去の話 には愕然としました。
・結婚をして家庭を持つ、そんな “ 無難で普通 ” な未来が幸せだと思っていた。でも現実は違った。
・稼いでいない私が 家事をするのが当たり前。でもワンオペの子育ては辛かった。
・ダンナは好きなことをしてばかり、私だって飲みに行きたいわ。・・でも言えない。
えぇ~っ?!
令和になっても 私の時代と ちっとも変わっていないのです。
ウツ症状が出るほど 生き辛さを感じているのに
「わたしさえ我慢すれば・・」と家族のために 自分を抑え込んでしまう。
いや ”我慢が美徳” と彼女たちに植え付けたのは 親世代・・・ということは 私の世代・・・。
妙に責任を感じてしまいました。
WOMANドリプラのプログラムは、夏に行われるプレゼンテー-ションまでの半年間、アフターフォローが半年間。
この一年で 7人のプレゼンターは 見違えるほど変わったのです。見た目も そしてマインドも。
現在は、やりたいことに向かってイキイキとしているのです。
「自分に自信を付けたとき、人ってこんなにも変わるのか?!」
スキルやノウハウではなく、自分と向き合う。
なにより 自分の感情を大切にすることで 人は変わります。
【大人が輝けば子供が輝く、子供が輝けば、未来が輝く】
今までの女性の生き方は、良い女子で娘、家に仕えて嫁、古くなって姑になり、老いて姥になるといわれてきました。
これからの女性は、枠の中に自分を押し込まず、自分を活かして欲しい。
そんな幸せな女性が増えると信じ、私の "WOMANドリプラ推し" は、 これからも続きます。