「拒食症で骨と皮だけのガリガリに」体重は55→38キロに激減…摂食障害に苦しんだ学生時代（文春オンライン）
というネットニュースについて、二度、
記事にしたけど、前回紹介した以外に、
コメント欄で印象的だった声を拾ってみた。
・・・・・・
自己肯定感が低いというけど
本当に低い人は、痩せようとは思えず、どうせ私が痩せたところで、ってひたすら太ったまま、または太くなる一方
自己肯定感が低いのではなく、
評価が高くありたいのに低いことが耐えられない
むしろ自己肯定感が高く、自己愛が強いってのが根本
この方のSNSをフォローしていますが、見てるとまだどこかでこうならなくてはならないみたいな強迫観念を薄っすら感じます。
私は女の子の子育てをしていますが、摂食障害にならないような気持ちの持ち方を何より育んであげたいと思っている。
同じダイエットをしても摂食障害になる子とならない子がいるけど、その違いを知りたい。
拒食症ではないんですが、小学校低学年から高校卒業まで成人済みの従兄に犯されて育ったので、自分は汚れきった体で生きている価値がない。
と思っていました。
自己評価がものすごく低くて、太ってみにくくなれば犯されずに済むかも、と食べることに逃げていました。
この頃、拒食症になれば生理が止まり、妊娠もしなくなるという知識さえあれば迷わず食べるのをやめたと思います。
人に見られる事に喜びを感じる人ってコミュ力高くて容姿の細かい部分を気にしない自己肯定感の高い人か、自己肯定感が低すぎて完璧な美を求めて見られたいかの両極端
前者の方が圧倒的に幸福感はありそうだし、
大概はそこそこの自分に納得して折り合いをつける
つまりは容姿以外の部分が充実している人が幸せなんだろうなと思う
そもそも、ルッキズムが本能的に当たり前なんだから、何でそれに蓋をしようとするんだろうね
見た目が大事なのは当たり前だし、骨格でどうしようも無いのならば、見た目が関係ない事をやるしかない（今の世の中、沢山ある）
何を言われても摂食障害に陥らないような強い心の持ち主は、変わり者として日本では受け入れられにくい。
PV稼ぎのためだろうか？ それならいいのだけれど、本当にそれをずっと気に病んでいるのなら、やめたほうがいい。過去の不幸にとらわれると、未来まで暗く塗りつぶされてしまう。
ルッキズムでメンタルをやられた方が、こうして多くの人の目に晒されて、さまざまなコメントがつく職業を選ぶのは意外な気がします。裏返しなのか、今の自分に自信があるということか。
「でぶ」と言われたのは、あくまでも「自覚」された「きっかけ」だと思います。
本当の原因は、もっと他にあると思います。
でないと、「でぶ」と罵倒されたことがある、世に数多いる人々のほとんどが、拒食症にならないことの説明が付かないから。
拒食症の過去を記事にしてもらえるのうらやましい。99%の人は辛い過去を記事にしてもらえない。
ルッキズム、美しさを至上とするから摂食障害で骨と皮だけになるって理屈なら、骨と皮だけの状態が最も美しいとされていることになる。
違うでしょ。
ルッキズムじゃなくて、その人のリミッターが壊れてることが問題なんでしょ。
生きていれば様々なアゲンストが吹きます。それに一々反応していたのでは生きていけません。一方、他人のことをとやかくいうべきではないといっても、多少はストレスになってしまう言葉がでてしまうこともあると思います。自分の身は自分で守らねばなりません。他人のせいにして病んでも、被害を被るのは自分だけです。
アルコールや薬物、摂食障害など依存症患者の方とお話をする機会があります。
アルコールや薬物と同じで飲んではいけない使ってはいけないと分かっているけど、やめたいのに過食嘔吐を繰り返してしまう。
命の危機に瀕してもやめることができない、そのまま死んでもかまわないという気持ちと死にたくないという本能と葛藤しながら頭の中は食べ物のこと嘔吐することで他のことを考えることが出来なくなる。
ずっと苦しみながら治療を続け健康を取り戻したお話を聞かせてもらうことがありますが、アルコールや薬物と比べて摂食障害は回復が難しい病気の1つです。
デブのままよりは良かったでしょ。摂食障害よりデブが怖い。
「こんなつらい経験をしたことがあります」「悩んでいる人の理解や参考にしてほしい」とか大義名分があるけれど、本当に克服した人は全く関係のない仕事をできている人だと思います。
「自分も経験したから分かります」と仕事にしている人は、本当はご自分がまだそれを克服しきれず誰かに頼りたいんだろうなぁと思っています。
・・・・・・
当事者であれ、当事者以外であれ、
いろいろな思いを引き出されるんだなと。
ヤフコメは荒れることもあるけど、
痩せ姫関連のニュースだと、真面目なものが多くて、
けっこう参考にもなる。