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>まっちさん
痩せ姫のコーデで感じる季節感、素敵ですね。
特に僕は、腕フェチなので、これからの時期、
それほど細くない場合でも、
半袖やノースリーブにとき めかせてもらってます。
>ナズナさん
年齢はあまり関係ない気がします。
大人になるにつれ、姫(プリンセス)と呼ぶより、
女王(クイーン)が似合うようになる人もいますが、
歳をいくつ重ねても、姫っぽい人もいますから。
8年前の今日の記事。
ここに出てくる「事件」というのは、
神戸の女子高生校門圧殺事件のことだ。
最近の辺野古事件もそうだが、
歴史は繰り返す、を実感させられる。
10年前の記事。
「母と子で克服できる摂食障害」(福田俊一・増井昌美)
という本の覚書のひとつだ。
さっき、別のところで触れたので、復刻してみる。
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この本には多くの痩せ姫が出てくるのだけど、
なかでも印象的なのが、麻紀という30歳の女性だ。
高2で拒食を発症し、制限型のまま、13年間で入退院を5回。
このセンターを受診したときは、153センチで31キロだった。
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食べ物の制限をし一日一〇グラムやせるという目標に執念を燃やし、
やせる喜びをかみしめているうちに
食べられなくなってしまったそうです。
半袖の黒いTシャツから出ている麻紀の腕は
木の枝のようにがりがりです。
「こんな体でよくやってこれたなあ」と、心が痛みました。
日常のエピソードを聞いていると
「よく気がつく、やさしい麻紀ちゃん」ですが、
芯の部分では意志の強い、激しい性格を秘めているようです。
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こうした描写からも、
じつに魅力的かつ本格的な痩せ姫だということがわかる。
そんな彼女に変化をもたらしたのは、
カウンセラーの精神科医による、次の言葉だった。
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「治る」ってことは「太る」ってこととは違います。
今の体のままでも拒食症が治ったと言える人は
いくらでもいますから。
やせることにこだわるのは、
自分にとってプラスだからそうしてるんでしょう。
死なないくらいの体重を守りさえすれば、
ぎりぎりやせていたいというのは賛成です。
今は生きがいが感じられるものや優越感が感じられるものが
やせている以外の領域でつかめていない状態です。
そんなむなしさのエアーポケットに
ポコッとはまりこんでしまったのが拒食症なんです。
見つかった生きがいに夢中になって、
食べ物へのこだわりが減ってきて、
やせへのこだわりがうすれてくるというのが
拒食症からの治癒なんです。
そうなれば「優越感」は後からついてきますよ。
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この考え方を本人、そして両親が理解したことで、
状況は変化し、治療は3年で終了。
その半年後に、彼女から届いた手紙にはこんな思いが綴られていた。
・・・・・・
拒食症だったあのころ、周りに私の気持ちを理解できる人がいなくて、
ひたすら「やせすぎ! もっと食べなさい!」と言われるのが
とても苦痛でした。
何よりも家族の視線が怖くてすごく嫌でした。
でも不思議と他人の目は気になりませんでした。
後で母が言うには、
私の身体を見る人みんなとても驚いていたそうです。
カウンセリングのときはつとめて食べることには触れずに
「自己主張しなさい」と言ってくれたことにも、
とても気持ちが楽になりました。
元々自分の気持ちを人には話さない方だったので、
じっくりと私の話に耳を傾けてくれることが、
うれしくてたまりませんでした。
あのころはやせたり太ったりで、
洋服代がかかって仕方がありませんでした。
とくにやせているときに着る服がなくて困りました。
(じつを言うと合う服がないということも
自分がそこまでやせているのだという証となって
うれしいことでもあったんですけど)
今でも少し体重が落ちているとうれしい気がしますが、
以前のように極端なことはもうしない自信はあります。
いざとなったらやせるのは簡単、
皆がダイエットに失敗してるのを聞くと、
なぜ我慢できないのか不思議でしかたないくらいです。
私は意外と根性があるんだと思います。
でも今は自分のやりたいことを思いっきりやって、
楽しめていることが幸せです。
こんな日がくるなんて、まるで夢のような気がします。
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医師が「死なないくらいの体重」を条件にしたうえで、
痩せすぎのままでも「治った」と言えることはある、
と言ったのは、珍しくてかつ幸運なケースなのではないか。
少なくともこの痩せ姫は、その言葉によって、
生きづらさを軽くできたのだと思う。
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