4年前の1月に保存してた痩せ姫ツイート。

 

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拒食症の時の体型写真を崇めて、桐谷美玲(ご結婚おめでとうございます)よりも細い鶏ガラになるまで、自分を許さない、と拒絶して怒ってた私。
人より痩せていることくらいしか、自分の価値を高める方法が分からなくて。ただ食べなきゃいい、と言うシンプルな逃げに走った。邁進してた。極端な減量と増量を繰り返してた。何度も何度も。

精神的にめっちゃ調子のいい日は「これくらいが女性らしくてムチムチしててちょうどいいかな?!でもあと2kgくらい頑張るか?!」と思いますし、調子の悪い日は鏡を見て「豚がいる、10kg痩せろ、太った私に人権はない死ね、ハム工場に出荷されろ」と思います。が、会う人会う人に「足が折れそう」「細すぎる」「野生動物なら越冬できない」「ガリガリ」などと言われます。おそらくこの差が、普通の人の感覚と摂食脳の違いなのだと考察できます。

 

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ひとつめのは、桐谷美玲の結婚というのが懐かしく、

また、ふたつめのは、痩せをめぐる不安定な感覚が、

的確かつ諧謔的に表現されている。

 

あと、他者からの「野生動物なら越冬できない」

という指摘も秀逸。

野生動物から遠く離れた存在でいたい人間、

特に痩せ姫にとっては、冬眠前の熊みたいな体型には、

絶対なりたくないのでは、と思う。

むしろ、熊と出会っても食欲を起こさせないくらいの

肉のなさ、が理想かもしれない。