2Hドラマ「湯けむりバスツアー 桜庭さやかの事件簿」

4話(本放送は2012年)

 

ドラマのキーになる看護婦役を松下恵が演じてて、

彼女が5年前に、こんな記事になってたのを思い出した。

 

アラフォー女優が告白「15年続いた私の摂食障害」

(現代ビジネス)

 

その中盤部分を引用してみる。

 

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『3年B組金八先生』に出演し始めた頃、思春期まっさかりの私は、まん丸だった。
ただでさえ、まん丸なのにブラウン管に映ると、ますますおデブになる。いよいよオンエアが始まってから、テレビに映る自分を見て「えー! これが私」とびっくりした。

これは、痩せないと、痩せないと。

学校へ持っていくお弁当は、野菜だけに減らし、ロケ弁もほんの一口しか食べず、ひどい時は1日に差し入れのたい焼き一つしか食べなかった。

 

当然、体重はみるみる減っていき、ちょうど私の役、伊丸岡ルミがクローズアップされる話のときには、34キロになっていた。

(註、ウィキペディアによると身長は153センチ)

そのあと自分の体調に何が起きたかは、言うまでもない。

生理は止まり、肌はカサカサ、エネルギーが出ないから階段を上がるだけで息切れ。当時まだ15歳だった。

ある日、荒川の土手で、生徒全員揃って、ジャージ姿で撮影をしていた。ご飯を食べていないんだから、体は冷え切って、寒くて寒くて仕方なかった。

 

一人だけ青白い顔で震えてる私を見た武田鉄矢さんが、ぐっと私の手を掴み「お前、死んだニワトリみたいな手してるな。おーい誰か、ルミに飯を持ってきてやれ」
とスタッフさんに声をかけてくださったのだ。そのときにいただいた豚汁が、どんなに美味しかったことか。

金八先生はやはり、生徒を見ていてくれるんだな、と、その優しさにじんわり涙した。

 

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たしかに、初回の時点では丸っこかったのが、

途中でシュッとした感じに変わってきてた記憶が。

改めて当時の画像を検索してみると、

頬とか手の指とかが細くなった変化が確認できた。

 

その細くなった手が武田には、

「ニワトリみたい」に見えた、ってことか。

それにしても「死んだ」はよけいだと思う(苦笑)

 

なお、現代ビジネスのその記事は今でも読めるので、

彼女が体型を気にするようになった幼少期の経験とか、

拒食後の経緯とかが知りたい人はどうぞ。