痩せ姫さんたちとお話をしてみたい気持ちを

つぶやいてみたら――

 

話しかけてもらえた。

それも、憧れの痩せ姫様のひとり。

朝から幸先がよくて、嬉しいです。

 

その方もつらいことはいっぱいだと思うけど、

でも、私には幸せそうにも見える。
 

幸せな痩せ姫かぁ。

どなたかもそんなことを言っていらしたっけ。

 

私はハッとさせられました。

薄幸の美少女って言葉もあるくらいだから、

私は痩せ姫も薄倖で、気がつかないうちに、

痩せ姫になることだけを幸せとしなければいけない、

その他の幸せは捨てなければいけないって。

思い込んでいたのかもしれない。

狭き門をくぐるように。

 

でも、そうじゃないよね。

痩せ姫は幸せなのよね。

痩せることを至上の願いとしている、その願いが叶っている。

それに、それを目指すこと自体、目指す目標が明確にあること、

努力すればするぶん近づけること。

まだ目指している途上の私とて、幸せなの。

 

そしたら、また、今度は別の方から話しかけてもらえた。

やっぱり、憧れの痩せ姫様のひとり。

こんなお言葉だった。

 

「突然にリプしてごめんなさい 

幸せを連鎖させる事は、気の持ちようですから 

かすみさんが幸せを得られるように 

棄てた何かさえ、幸せへ繋がるように願っています 

痩せることで自信がついたり 

目標を達成する努力が出来た達成感を得たり 

そんな理由からも幸せを感じられるのでは 

痩せている体はもちろんですが 

棄てる物ばかりが増える生き方でもないかと思いますよ 

またお話させて下さい」
 
それに対する、私の言葉がこれ。

 

「おっしゃる通りだと思います。

体重が減って喜んだりしながらも、私にはどこか、

姫は幸せになってはいけないというような思い込みがありましたし、

嬉しかったぶん何か不幸を得なければというような気分が

常につきまとっていました」

 

そんなこんなで――

 

幸せでいいんだ、痩せ姫!幸せ!!

私はもう誰になんと言われようと自分が幸せになるために

痩せ姫追い求めるよ!!!って思えた、

それを言いふらしたくて…
 

痩せ姫、なるのはもちろん、目指している今も幸せ。

 

でも、私ってば、その方のお名前を少し間違えて覚えていて、

そのまま話しかけるという失礼をしてしまいました。

そのことに気づいて、あわてて謝ったら、

それも優しく許してくださって。

ますます、素敵な方だと感激して、嬉しくなって。
 

拙い日本語による間違いも、いつもなら落ち込むだけなのだけど、

そのおかげで姫とよけいにお話しできたことも、

すごく幸せなのです。