半月ほど前に、そのうち書きたいと思ったこと。
きっかけは、男性の痩身についてどう考えるか、的なコメントを、
いただいたことだった。

そこで名前の挙がっていた亀梨和也がこのところ、
映画絡みで頻繁にテレビに出ていて、
あぁ、なるほどと感じたことがある。

番組は「あさイチ」。

「ゴーイング」での野球チャレンジ企画で、掌にマメができ、
それがつぶれた状態で「少年倶楽部」に出演した際、
その掌が映像に残ってることが紹介された。

それは彼の真面目さを象徴するものとして、
好意的にとりあげられたが、その後、別のテーマ、
アイドルとしての姿勢云々の話になったとき、
彼はやや否定的に振り返ることに。

「スタッフたちが僕を美しく見せようと努力してくれてるのに、
僕自身がそういう美しくない状態だというのは、よくないのでは」

おおよそ、こんな意味合いの発言だったと思う。

こういう完璧主義、ちょっといいなと感じた。

と同時に、こういう感性は摂食障害との親和性も高く、
彼が女性だったら、そうなってたかもしれないと。
でも、そうなりにくいところに、男女の違いがあるんだろうなと。

たとえば、役作りで痩せなくてはいけなくなったとしても、
男性の場合はリスクが低い。

中性的な美を目指すなら、
男性のほうが向いてるところもあるような気がする。