今日福岡は、終日雨が降りました。


僕は、雨が嫌いではありません。


むしろ、好き、かなぁ。いや、雨も楽しむのです。


雨も、風も、太陽も・・自然のあるがままを、楽しむのです。


過去50年位の、春の雨は、優しい雨でした。


乾燥した大地を潤す雨。樹木の発芽を促す雨。新緑の生長を促進する雨。


へびや蛙を、やさしくいたわる雨。


あぜ道の雑草を湿らす、優しい雨。こぬか雨。


そういう雨だったのです。


ところが、ところが、まず、日本人は、間違った選択をした。


自然を陶冶出来る、と思いあがった考えを持った。


だから、河川に、ダムを築いて、川の氾濫を陶冶しようとした。


山の広葉樹林を切り開いて、杉やひのきを植林した。


山は、涵養林。広葉樹の落ち葉が枯れ葉となり、腐葉土となる。


それが、スポンジのように、ふった雨を吸収する。


この自然のメカニズムを、無視した。


だから、降った雨は、山の表土とともに、激しく川に流れ出す。


それは、土石流となり、川を流れ下る。洪水が起こる。


また、それを、制しようと、川に砂防堤を作る。


自然とのいたちごっこに、人間が勝てるわけがない。


自然に戻さないと、どこまでも、人間が攻撃を受ける。


山には山の憂いあり。


海には海の 悲しみや・・・



先日の雨は、関東地方に、大きな被害をもたらしました。


これは、地球が温暖化しているからなのです。


話をもどしますね。


山は涵養林です。腐葉土に水分を含ませる雨。


その含んだ水分が、少しずつ、少しずつ、川に流れ出る。


暑い夏の、日照りが続いても、そこからは、少しずつ、少しずつ、


水が供給される。


これが、自然のメカニズム。


砂防堤に阻まれて、遡上出来なくなる、魚。やまめ。しゃけ。ます。



なんだか、今日は、少し、怒ってますかねぇ。


いいえ、この考えは、いつも、僕の基本にあります。



だから、雨が降ると、「恵みの雨」と思って、やまめのことを考える。


川のことを考える。樹木のことを、考える。


だから、僕にも、恵みの雨なんですよ。




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